第五百三十七話 続けて出て来る強敵達その四
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「思う存分ね」
「そうする、必ずな」
「ではね」
「まただ」
再びと言うのだった。
「その時が楽しみだ」
「承知しました」
今度は須藤が応えた。
「それでは」
「今はこれで終わりだ」
最後にこの言葉を遺してだった。
邪王は倒れ爆発して消え去った、スサノオについたライダーがまた一体倒れ一つの戦いが終わった。
ビショップを見てだった、葉月は瞬時に身構えた。
「この人、かなり強いわね」
「ええ、そうね」
静も見て身構えていた。
「チェックメイトフォーだったわね」
「ファンガイアの頂点に立つ一人ね」
「そうです、その私と戦えるのです」
ビショップが慇懃だが殺意に満ちた声で言ってきた。
「幸せですね」
「そう思うなら勝手に思ったらいいわ」
有子はいつもの調子で応えた。
「どっちにしろ戦うだけだしね」
「そうだよな、幸せに思うとかはないな」
海堂は有子のその言葉に頷いた。
「別にな」
「そうですよね」
「それじゃあこの戦いもな」
「はい、皆で戦って」
「終わらせような」
「わかりました」
「行きましょう」
「ああ、今からな」
乾はアーサーの言葉に応えた。
「やってやるぞ」
「はい、ビショップもですね」
「誰でもだよ、そうしないといけないからな」
「今は」
「それならやるだけだ、じゃあ変身だ」
乾がこう言うとだった。
彼も他のライダー達もそれぞれの切り札と言える最強フォームに変身した、ビショップもスワローテイルファンガイアに変身し。
戦いがはじまった、スワローテイルオルフェノクは妖しい動きで戦士達を翻弄し巧みに攻撃を加えてきた。
それを受けてだ、マリアは怒った。
「くそっ、こいつの動きが読めないぞ」
「データ通りにはいかないわね」
「そうですね」
リンとシュエメイも言った。
「実際に戦うとです」
「データにないものもあるしね」
「中々思う通りにはいきません」
「どうしてもね」
「それがよくわかる、嫌な攻撃だ」
「確かにそうだけれどな」
デルタが三人のところに来て言って来た。
「けれどこれ位はだろ」
「はい、そう言われますと」
「これ位の戦いはです」
「これまでいつもでした」
「そうだろ、はじめての相手は確かに強いさ」
デルタはこのことは間違いないとした。
「それは否定出来ないよ、けれどそれでも」
「私達はですね」
「これまでこんな戦いは幾らでもしてきて」
「強くなってきましたね」
「そうだよな、俺だってこれまで戦ってきたんだ」
それで強くなってきたというのだ。
「だから皆でな」
「戦っていくことですね」
「敵が幾ら強くても」
「力を合わせて」
「そうしたら勝てるよ」
こう言って戦いを続ける、や
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