第二千三百七十四話 スポーツだからこそ
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第二千三百七十四話 スポーツだからこそ
イギリスもフランスも微笑んで言いました。
「世界の皆が注目してるな」
「ワールドカップの決勝ってだけでな」
「しかも俺達が戦うんだ」
「余計に注目されるだろ」
「それだけに恥ずかしい試合は出来ないからな」
「今はあえてリラックしてるんだよ」
こうアメリカと中国にお話します。
「そして試合になったらな」
「最後まで全力を尽くすさ」
「フェアプレーに徹してな」
「それで誰からも後ろ指を刺されない試合にするつもりさ」
「そうか、じゃあ応援するぞ」
「勝ち負けに関係なくそうさせてもらうある」
アメリカも中国も二国の言葉を受けて頷きました、そのうえで彼等も微笑んで言いました。
「最期は拍手ある」
「最高の試合を期待するぞ」
「ああ、スポーツの歴史に残る様なな」
「最高の試合をしような」
二国で握手をします、そうしてです。
お食事が終わるとそれぞれのロッカールームに向かいました。
ワールドカップにおいての再注目とも言えるカードがはじまろうとしています、誰もがホイッスルが鳴るのを固唾を飲んで見守っています。
第二千三百七十四話 完
2022・12・11
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