第十五話 ユーディトその七
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。自分の素直な、飾らない心を。
そしてその心をだ。今彼は言ってあらためて己の心に刻むのだった。
「そんなのは払えばいいからね」
「それは日本の思想だね」
「日本の。なんだ」
「そうした穢れを嫌うのは日本の思想だよ」
所謂穢れ思想だ。それだというのだ。
「けれどそんなものはね」
「うん、払えばいいんだ」
「そう。あの娘は払えるよ」
その穢れをだと。十字は猛に話した。
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