第十五話 ユーディトその六
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きて服を着て」
「そうして?」
「そう。駅に向かうんだ」
「駅に向かえば僕は助かる」
「そうだよ。君も彼女もね」
「雅も?」
彼女が誰なのかはもう言うまでもなかった。そうしてだった。
猛は十字の、彼の姿は見えなかったがその言葉に従った。そのうえでだ。
ベッドから出る。すると十字はすぐに彼の死角に入った。気配も消している為その姿は猛からは見えない。ここでも彼は影、白い影だった。
猛はまだ目の光は弱いがそれでもだ。服を着てだ。
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