第五百三十六話 種族を超えてその十四
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「ではいいな」
「うん、それじゃあね」
「共に戦おう」
火焔大将を前に言った、そうしてだった。
ライダー達はそれぞれの最強フォームに変身し戦いに入った、火焔大将はその名の通り火炎を縦横に操り。
全てを焼き尽くす様だった、それでだった。
ジオウもこれかという声を出した。
「ちょっとやそっとではね」
「勝てないな」
「そうだよね」
「俺もそう思う」
ゲイツもそれはと答えた。
「こいつは強い」
「そうだね」
「しかしだ」
ゲイツはそれでもと返した。
「俺達は今クラシカロイドの人達のムジークを受けている」
「それならだね」
「普段より遥かに大きな力を発揮出来ているしな」
ムジークで引きdされていてというのだ。
「そしてだ」
「それになんだ」
「俺達は強くなっている」
「これまでの戦いでね」
「だからだ」
それ故にというのだ。
「何も不安はない筈だ」
「そうだね、それじゃあ」
「このまま戦っていくぞ」
「皆でね」
ジオウも今度は素直に頷いた、そうしてだった。
火焔大将との戦いを続けた、その中でだった。
ムジークで洪水の様な水が出てそれが火焔大将を撃った、流石にそれだけでは倒せはしなかったが。
水が引いてダメージを受けた敵にだった。
ライダー達は渾身のライダーキックを浴びせた、これでだった。
「やったね」
「間違いなくな」
変身を解いた門矢は自分とほぼ同時に解いた海東に応えた。
「今のでだ」
「決まったよ」
「そうなった、だからな」
それでというのだ。
「後はだ」
「敵を見送ろうか」
「勝ったからにはな」
「敵を見送るのも王様だしね」
常盤はここでこう言った。
「礼儀を守って」
「そうだ、よく見ておけ」
明光院も言ってきた。
「自分が倒した敵がどうなるかもな」
「確かにね」
「その目で見ろ、いいな」
「そうするよ」
その言葉に頷いてだった。
常盤だけでなく他の戦士達も自分達が倒した敵が去るのを見送った。その礼を確かに守ったのだった。
五代はレン達に話した。
「いいかな」
「はい、今からですね」
そのレンが応えた。
「今の敵と戦いますね」
「そうしようね、皆で」
「わかりました」
「来るのだ」
乃木怜治が言ってきた。
「あの方に蘇らせてもらったからにはな」
「それならなのね」
葵が応えた。
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