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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第五百三十六話 種族を超えてその三

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「その選択肢はないでしょ」
「当たり前だろ」
「まさかです」
 二人はユリスにすぐに答えた。
「ここまで来てです」
「誰が止めるかよ」
「そうだよな、今まで戦ってきたんだ」
 綾斗も言ってきた。
「それじゃあな」
「そうよ、幾ら強敵でもよ」
「俺達も人間として意地がある」
「それならよ」
「戦わないとな」
「そうそう、やっていこうな」
 バーズプロトタイプも言ってきた。
「最後まで」
「はい、この戦いでも」
「じゃあ敵を囲んでな」
 そうしてというのだ。
「そのうえでな」
「戦いますね」
「そうして皆で戦おうか」
「わかりました」 
 綾斗も他の戦士達もバーズプロトタイウの言葉に頷き。
 そうして戦う、そして。
 その強力な攻撃を堪えつつダメージを与え。
 最後はライダー達の一斉攻撃が炸裂してだった。
 ドラゴンオルフェノクは倒れた、ここで変身を解いたアンクは自分と同じ様に変身を解いた火野に言った。
「これでだ」
「ああ、勝ったよな」
「間違いなくな」
「全く以て悔しいよ」
 ドラゴンオルフェノクは北崎に戻った、そうして忌まわし気に語った。
「また負けるなんてね」
「そうか、だが別にだ」
「別に?」
「嗤うことはしない」
「俺もだよ」
 火野も言った。
「別に。だからな」
「今はだね」
「何も思わずあっちの世界に戻れよ」
「こちらに来ればまた倒してやる」
 アンクも言った。
「俺達の前に出て来たらな」
「そうするんだ、じゃあまたこっちに来たら遊ぼうかな」
「そうしろ、ではな」
「また会おうね」
 北崎はアンクの言葉に応えてだった。
 灰になった、そうして消え去った。
 ねむりんは歌星に顔を向けて尋ねた。
「ちょっといい?」
「何でしょうか」
「うん、確かレオってね」
 目の前にいる彼を見つつ話した。
「仮面ライダーサイガになったね」
「はい、ですが今はです」
「彼サイガのベルト持っていないから」
「ですから」
 その為にとだ、歌星はさらに話した。
「オルフェノクの姿で、です」
「戦うんだね」
「その筈です」
「そうだ」
 レオもその通りだと答えた。
「今の俺はそうしてだ」
「戦うんだ」
「そうさせてもらう」
 ねむりんに楽しそうな笑顔で話した。
「今回は」
「わかった、では戦うぞ」
 リップルはレオの言葉にクールに応えた。
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