第五百三十六話 種族を超えてその二
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「それじゃあね」
「うむ、そうして戦っていくか」
「そうしていこう」
「ではな」
(いつもながら話がわかるなあ、仮面ライダーの人達って)
心の中で喜びもした。
(じゃあこのまま戦っていこうか)」
「攻めてくれ」
「そうさせてもらう」
「ここはね」
二人のダブルも応えてだった。
ライダー達は総勢で戦っていく、そうしてだった。
戦士達は戦っていった、アインズ達は盾となり敵の目を引いて攻撃をさせてかわし防ぐことに徹してだった。
ライダー達が攻めてだった。
クロコダイルオルフェノクがアインズの反撃に身体のバランスを崩した一瞬に。
ライダー達の総攻撃が炸裂した、シャルティアはそれを見て言った。
「決まったでありんすね」
「その通りだ」
クロコダイルオルフェノクはジェイに戻って答えた。
「いい攻撃だった、負けた」
「そうか、ならだな」
「またこの世を去る」
変身を解いた左にも答えた。
「そうさせてもらう」
「わかった、では見届ける」
「情けか」
「戦った相手への礼儀だ」
それだというのだ。
「それでは駄目か」
「その礼儀受けた、ではな」
「今からだな」
「死ぬ」
こう言ってだった。
ジェイは灰になった、また一枚クローバーの葉がなくなった。
クローディアは笑顔で仲間達に話した。
「皆さん戦いましょう」
「あの、簡単に言いますけれど」
英士郎が苦笑いで応えた。
「相手はです」
「ラッキークローバーの中でもですね」
「最強クラスですよ」
「その様ですね」
クローディアは笑顔のまま応えた。
「あの方々の中でも桁外れとか」
「そんな相手なんですが」
「心配するな」
アンクがここで言った。
「これまで一体どれだけの死闘を潜り抜けてきた」
「もう数えきれない位です」
英士郎もそれはと答えた。
「本当に」
「そうだな、ならだ」
「幾ら強敵でもですか」
「臆することはない、これから戦うぞ」
「うん、はじめようね」
対する北崎も楽しそうに言ってきた。
「今からね」
「望むところだ、ではだ」
「変身するよ」
北崎は無邪気な笑みからだった。
ドラゴンオルフェノクに変身した、そして。
ライダー達もそれぞれの最強の姿になった、そのうえで仲間達と共にドラゴンオルフェノクに向かい戦いがはじまった。
一撃一撃が違った、驚異的なまでに。
ドラゴンオルフェノクは戦士達を攻撃し吹き飛ばす、この強さにイレーネは歯噛みしてそのうえで言った。
「ちっ、オルフェノクの中でもな」
「桁外れですね」
モーリッツも言って来た。
「これは」
「ああ、最強クラスだな」
「間違いなく」
「けれどそれで戦わないか」
ユリスが言ってきた。
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