第五百三十五話 髪の僕達との死闘その六
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「俺達が」
「そんな筈ねえだろ」
ホークは即座に答えた。
「ここまでどれだけ戦ってきたんだよ」
「それもとんでもない戦いばかりな」
「俺達の世界でも凄かったけれどな」
「ライダーと付き合ってもな」
「洒落になってない戦いしてきたな」
「それも数えきれない位な」
「じゃあ幾ら強い相手でもな」
クイーンアントロードを見つつ話した。
「今更だろ」
「そういうことだよ、じゃあやるか」
「ああ、皆でな」
「強い相手でもそれはそれで戦い方があるからな」
乾の言葉も冷静なものだった。
「オルフェノクでもアンノウンでもな」
「そうだよね、どんな相手でもね」
ディアンヌは乾のその言葉に頷いた。
「はっきり言ったら」
「ああ、だからな」
「この戦いもだね」
「戦おうな、それに相手のことはわかってるんだ」
乾はこのことも話した。
「どんな奴かな」
「それじゃあ何も臆することはないよね」
「そうだな」
バンはキングの言葉に頷いた。
「俺っち達も頭に入れてるしな」
「今回の相手のこともね」
「それじゃあな」
「今から戦おう」
「そうだな」
「俺達は今から変身するから」
三原はデルタフォンを出して仲間達に話した。
「それが終わったら」
「ええ、戦いましょう」
マーリンはその目の光を強くさせて応えた。
「その時から」
「宜しく頼むよ」
「こちらこそね」
マーリンはこうも言った、そうしてだった。
ライダー達は皆最強の姿に変身した、そのうえで身構えそこに七つの大罪を中心とした面々も続いた。その彼等にだった。
クイーンアントロードは悠然と前に出た、そうしてだった。
戦いに入った、アンノウンの大群を率いていただけあってだった。
クイーンアントロードは強かった、エスカノールはその強さを目の当たりにして声を厳しいものにさせた。
「流石と言うべきでしょうか」
「データにあった通りだな」
ゴウセルがそのエスカノールに応えた。
「その強さは」
「一言で言えばですね」
「そうだ、強いことは強いが」
「我々は知識として知っています」
「後はその知識を活かすだけ」
「はじめて戦う相手でも知っている相手ならそれだけ有利に戦える」
カイザはブレイドガンを右手に持ちつつ述べた。
「それが今の俺達だ」
「そうだな、それじゃあ」
「敵の弱点もわかっているしだ」
「それを衝いて戦っていこう」
「蟻のアンノウンだけあって蟻の本能が強いですね」
ギルサンダーはこのことを見抜いた。
「それなら」
「そうだな、蟻には蟻の弱点がある」
ハウザーはギルサンダーのその言葉に頷いた。
「それを衝いていくか」
「ここはな」
こう話してだった。
戦士達はクイーンアン
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