壮大なる旅の世界
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精神と時の部屋で今回はピッコロを含めたサイヤ人全員で修行することになった。
ブラックフリーザと言う強敵とその修行相手のセルの存在は悟空達の修行の最高の燃料となるのは自然なことだった。
「はあっ!!」
「ずあっ!!」
ある程度出力を調整した超究極界王拳を発動した悟林と我儘の極意に変身したベジータの蹴りが激突する。
「よーし、来いおめえ達!!」
身勝手の極意“兆”に変身した悟空は超サイヤ人2DB強化のトランクスと悟天、ビースト化を果たした悟飯、オレンジピッコロと変則的な組み手を行っていた。
「父さん!フリーザはそんなに強くなっているんですか!?」
「ああ、オラが今まで見てきた連中でぶっちぎりにな。フリーザの相手をしていたセルもきっととんでもねえパワーアップをしてるはずだ。気が抜けねえな!!」
「まあ、でもいざとなったらフュージョンがあるし…」
「馬鹿者、フリーザやセルにもフュージョンは知られてるんだぞ?そんな奴らがフュージョンなんて許すと思うか?」
「ピッコロさんの言う通りだな」
悟天がいざとなればフュージョンして闘えばと言うが、フュージョンは既にフリーザとセルには知られているのでそれを許すとは思えない。
確実に妨害してくるだろう。
つまり地力を鍛えないと本当にヤバいことになる。
ブラックフリーザは万全の悟空とベジータを一蹴してしまったのだ。
あの才能の塊とも言えるフリーザとセルが10年も修行したことで、もうフルパワーの悟林でも敵うのか怪しい。
「さーて!行くよベジータさん!!」
「ふん、本家本元に敵うと思うなよ!!」
悟林とベジータがギャリック砲の構えを取って気を限界まで溜める。
「あ、やべえ!離れるぞおめえ達!!」
「「「は、はい!!」」」
「「ギャリック砲ーーーっ!!!」」
渾身のギャリック砲が激突し、精神と時の部屋の空間が歪み始め、上空の次元に穴が開いてしまった。
「あれ、次元に穴が開いちゃった?にしては景色がない…と言うか白?」
「…おい、待て…この気はどう言うことだ?」
「「うわあああ!?」」
「チィッ!!」
聞き覚えのありすぎる声と共に落ちてきたのは日焼けした肌と青と黄色の道着が特徴の少年。
ボサボサした髪の黒いタンクトップとズボン、袖無しジャケットを着た紫の指貫グローブと靴を身に付けた女性。
そして袖無しジャケットと赤茶色のタンクトップにジーパン、紫の指貫グローブと靴を身に付けた小柄な男。
この3人に共通しているのは尻尾が生えていることだ。
「「へっ!?」」
「な…!?」
現れた3人に悟空と悟林、ベジータは驚く。
「あれ?でけえオラがいるぞ
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