第五百三十四話 無限の死闘その十六
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「そしてな」
「そのうえで、ですね」
「奴を倒すとするか」
ガライを見つつ話した。
「これよりな」
「それでは」
「では共にです」
変身しているジャベルがクロノワール達に言ってきた。
「戦いましょう」
「うむ、共にな」
「仲間として」
「仲間がおることもいいことじゃ」
「そうですね、では」
「行くとしよう」
「共に」
こう話してガライと戦い、ガライは堂々として戦い隙はないが。
熱心に戦う、そしてだった。
綾火は業火を出してガライを攻めてだった。
仄も続いた、そこで二人は話した。
「今だね」
「ええ、決める時よ」
「じゃあここは」
「やってくれるわ」
「そうだね」
仄がこの言葉を出した時にだった。
二人の攻撃を受けたガライにライダー達が止めとばかりに一斉攻撃を繰り出した、その攻撃によってだった。
ガライは動きを止め人間の姿になり言った。
「もうこれでだ」
「終わったか」
「私もまた壊れた」
アランに答えた。
「今な」
「だからか」
「もう去る」
静かな声であった。
「またここに来る時もあるだろうが」
「今はか」
「そうする、ではな」
表情のないままだった。
ガライは爆発しいなくなった、彼はまさに壊れて終わった。
ペンギンコマンド達は今騒いでいた。
「何か俺達だけ無茶苦茶だな」
「巨大な敵なんてな」
「これまでなかったぞ」
「ライダーの人達の敵じゃ珍しいな」
「そうだよな」
フォッグマザーを見て言うのだった。
「いやあ、フォッグマザーか」
「はじめて見るけれどな」
「大きいな」
「本当にな」
「だが出て来たならだ」
鏡が彼等に言ってきた。
「それならだ」
「戦うか」
「そうするべきだな」
「俺達その為に来ているしな」
「それに会話も通用しない相手だしな」
「やるしかないな」
「そうだ、一緒に戦っていこう」
こうペンギンコマンド達に言うのだった。
「今もな」
「そうだな、俺達も戦うぞ」
「ライダーの人達と一緒にな」
「ペンギン帝国は平和を愛するがやる時はやるぞ」
「守るべきものは守るぞ」
「勿論リッツもよ」
リッツは毅然と立って宣言した。
「ペンギンさん達と一緒に戦うわ」
「よし、リッツも覚悟を決めたしな」
「俺達もやるぞ」
「一緒に戦ってだ」
「勝つぞ」
「そうだ、ライダーの人達と共に雌雄を決する」
ペンギン帝王も言う。
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