第五百三十四話 無限の死闘その十三
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それでだ、ブラーボは言った。
「強いわね、やっぱり」
「確かにな」
「これは相当ですね」
黒影・真とグリドンも言ってきた。
「これはフルーツも考えて使わないと」
「負けるな」
「そうよ、考えてね」
そしてというのだ。
「使っていきましょう」
「前に出たいけれどな」
ナックルは自分の気性をそのまま出して言った。
「それでもか」
「そうよ、こうした時こそ考えなさい」
ブラードはナックルにも話した。
「あんたもこれまでの戦いでわかってるでしょ」
「ああ、ずっとだったしな」
「だからね」
それでというのだ。
「いいわね」
「フルーツもな」
「考えて使ってな」
「戦っていきましょう」
「そうしていくわよ、それであんた達にもお願いするわ」
ブラーボは今度は冬児達に話した。
「私達と連携してよ」
「そうしてですよね」
冬児が応えた。
「戦っていきますね」
「そうしてね、いいわね」
「わかってますよ、頼りにしてますよ」
「頼りにしてるわよ」
ブラーボは優しい微笑んだ声で応えた、そうしてだった。
戦士達はアギトに頭を使い連携もして戦っていった、フルーツを効果的に使ったことも功を奏してだった。
京子が白桃と黒楓を用いてアギトに攻撃を浴びせて一瞬怯んだ時に。
ライダー達はそれぞれフルーツを使って攻撃を浴びせた、それでだった。
アギトは人間の姿に戻り呟く様に言った。
「壊れた」
「そう言うんだな」
「敗れてな」
鎧武に対して答えた。
「そうなった、では地獄という世界に戻ろう」
「あんたはそれでいいんだな」
「他に思うことはない」
変身を解いた葛葉に返した。
「そこがお前達と違う」
「フォッグってやつか」
「そうだ、ではこの世界にまた来たら会おう」
こう言ってだった。
アギトは倒れ爆発して消え去った、フォッグも一体倒れた。
ズーを見てだ、雪菜は言った。
「先輩、いいですね」
「ああ、スサノオの大幹部だ」
「そう呼ばれる存在です、それだけあってです」
「相当な気を感じるな」
「私の傍を離れないで下さい」
古城に自分の槍を手にして構えつつ告げた。
「絶対に」
「それは俺の言葉だ、いいな」
古城は雪菜に話した。
「この戦いではな」
「先輩の傍をですか」
「離れないでな」
それでというのだ。
「戦ってくれよ」
「わかりました、行きましょう」
「さあ、やろうか」
泊は少し身構えて言った。
「今からな」
「ええ、フォッグのことも聞いてましたけれど」
「やっぱり強いからな」
古城に対して話した。
「油断しないでくれよ」
「わかりました」
「皆で力を合わせてな」
そうしてというのだ。
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