第五百三十四話 無限の死闘その十二
[8]前話 [2]次話
「ここはね」
「このままだ」
「攻撃していきましょう」
ねこにゃーも出て来てカエサルに応えた。
「今は」
「そうしていくぞ」
「接近戦はライアーの人達が引き受けてくれています」
みほは戦局を見て話した。
「それならです」
「私達はこのままなのね」
「はい、ドラスを囲んでです」
車内にいる沙織に応えた。
「そうしてです」
「戦っていけばいいわね」
「そうしましょう、今は機銃を使わなくていいです」
砲撃に専念していいというのだ、こう話してだった。
戦車部の面々の攻撃が行われていってだった。
戦士達はドラスを攻めていってだった。
遂に彼の一斉放電を出さんとした時にだった。
ライダー全員の渾身の攻撃が炸裂した、それでドラスは動きを止めて言った。
「僕の負けだから」
「そうか」
「また蘇るけれど」
それでもとだ、ドラスはフォーゼに返した。
「今はこれで」
「死ぬか」
「うん、また会おう」
この言葉を出し終えると倒れて消えた、プールから出ても普通に長く戦る様になった彼は強かったが勝ったのはライダー達だった。
アギト、フォッグの大幹部のうちの彼を見てだった。
天馬は気を引き締めたうえで構えた、だが。
その彼にだ、葛葉は笑って言った。
「固くならない様にな」
「していけばいいですか」
「そうだよ、かえってな」
固くなると、というのだ。
「動きが悪くなるだろ」
「はい、確かに」
「それでだよ」
「ここはですね」
「適度に緊張して」
そうしてというのだ。
「戦っていこうな」
「わかりました」
「では行くぞ」
アギトは凄まじい気を纏いつつ言って来た。
「これからな」
「来い」
駆紋はそのアギトに毅然として応えた。
「今からな」
「それならばな」
アギトはその蜥蜴を思わせる姿に変身した、そしてだった。
ライダー達も変身した、それもそれぞれの最強のフォームに。
それでだ、夏目は春虎に話した。
「私達もね」
「ああ、戦おうな」
「そうしてね」
それでというのだ。
「ライダーの人達と一緒にね」
「勝とうな」
「そうしよう」
「敵は強いです」
コンは強い声で述べた。
「ですが」
「ああ、俺達がいてな」
「ライダーの方々も一緒です」
「皆で力を合わせば」
「必ず勝てます」
「そうだよな、じゃあな」
「行きましょうぞ」
こう言ってだ。
コンは春虎の前に出た、そしてだった。
角行鬼も出てだった、共にスサノオに向かった。
戦いはこれを合図にはじまった、アギトは素早い獣を思わせる動きと強大なパワーで戦士達を寄せ付けない。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ