第五百三十四話 無限の死闘その八
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足下がふらついたその時にだ。
ライダー達は今だと見て一撃を浴びせた、それでだった。
ボスガンは一旦片膝を衝いた、そこから立ち上がり言った。
「RX以来だな」
「あんたを倒したのはか」
「その通りだ」
変身を解いた左に答えた。
「それだけの強さだ」
「俺達はそこまでか」
「やるものだ、だがな」
「それでもか」
「私はまた出て来る」
このことも言うのだった。
「そして君達とだ」
「また戦うか」
「そうする」
こう言うのだった。
「その時を楽しみにしている」
「そうか、ならな」
「また会おう」
「その時また相手をする」
左はボスガンに返した、そうしてだった。
彼が倒れ爆発の中に消えるのも見届けた、また一人四大隊長が去った。
マリバロンに対してだ、シルヴィアは冷静に言った。
「貴女なら不足はないわ」
「相手としてというのね」
「そうよ」
毅然とした返事だった。
「全くね」
「それは何より。けれどよ」
マリバロンは妖艶に笑って言った。
「不足どころかね」
「過ぎるというのね」
「そうなるわ」
「確かに強いですね」
あかりも緊張している顔で言ってきた。
「この人も」
「そうだ、侮ると死ぬぞ」
アンクはあかり達にはっきりとした口調で答えた。
「こちらがな」
「そうですよね」
「こいつはクライシス帝国屈指の魔術の使い手だ」
そうだというのだ。
「だからな」
「それで、ですね」
「油断するとな」
その時はというのだ。
「こちらがだ」
「やられますね」
「そうなる、だからお前もだ」
火野に対しても言った。
「いつも通りだ」
「ああ、気を抜かないでな」
「戦っていくぞ」
「ちゃんとしたパンツも穿いてるしな」
「なら大丈夫だな、行くぞ」
「そうしような」
「メダルは決まっている」
出すそれはというのだ。
「ここはな」
「あれだな」
「そうだ、あれしかない」
こう言ってだ、アンクはライダー達が変身し。
自分も変身してだ、オーズに何枚かのメダルを放った。
「映司、受け取れ!」
「やっぱりこの組み合わせだな」
「そうだ、相手が相手だ」
それ故にというのだ。
「これだ」
「ああ、受け取ったよ今」
オーズはそれを受けて最強フォームになった、他のライダー達は既に最強フォームだった。それを以て戦いに入った。
だがマリバロンは様々な術を使って戦う、変幻自在のそれの前にだ。
ぎんかもだ、歯噛みしてから言った。
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