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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第五百三十四話 無限の死闘その五

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「けれどな」
「この世界の方がか」
「やっぱりいいな、じゃあ戦おうか」
「うむ、受けて立つ」
 心も他の戦士達も身構えた、そうして。
 戦闘に入った、ゲドリアンのトリッキーな攻撃にだ。
 戦士達は戸惑った、だが英勝はその中で言った。
「これ位何だというのだ」
「もうわかってることか」
「そうだ、相手は大幹部だ」
 冬馬に答えた。
「それならだ」
「これ位のことはか」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「今更のことだ」
「だから強くてもだな」
「戦うまで、こうしてな」
 ゲドリアンが手から放った電流を身体を左に捻ってかわした、そうしてから彼はまた言ったのだった。
「では行くぞ」
「ああ、じゃあな」
「戦っていく」
 こう言ってだった。
 彼も戦っていった、イクサはその中でだった。
 ゲドリアンを見てだ、こう言った。
「ダメージは与えている」
「はい、確かに」
 翔一が応えた。
「そうですね」
「我々もだが」
「相手もですね」
「結果は出る」
 必ずというのだ。
「だからこのまま戦っていこう」
「わかりました」
 翔一も頷いて戦っていく、そして。
 ゲドリアンが勝負を決めようと全身に電流を溜めたその時にだった。
 ライダー達は捨て身の攻撃を浴びせた、それが決め手となってだった。
 ゲドリアンは動きを止めた、そうして言った。
「やられたな」
「僕達の勝利だね」
「ああ、折角この世界に戻ってきたけどな」
 キバに対して名残り惜しそうに話した。
「これで帰るよ」
「そうするんだね」
「まあ地獄も悪くないさ」
 ゲドリアンはまたこう言った。
「一人じゃないしな、けれどまたな」
「僕達と戦うことになれば」
「その時こそ勝たせてもらうぜ」
 最後の言葉を告げてだった。
 デロリアンは倒れ爆発して果てた、無念さはあったがそれでいて悔いのない感じであったことは戦った者達もわかった。
 ガテゾーンは実に楽しそうに言った。
「地獄で待ってた介があったぜ」
「いや、あんたが待ってたの南さんでしょ」
 ひまわりは憮然として答えた。
「確か」
「ああ、RXだ」
「私達じゃなくて」
「しかしライダーと戦えてな」
 ガテゾーンはひまわりに応えてさらに話した。
「お前さん達強い連中ともな」
「戦えるからなの」
「地獄で皆と楽しく戦いながら待ってだ」
 そうしてというのだ。
「よかったぜ」
「そう言うのね」
「じゃあはじめようか」
「その言葉受けた」
 門矢はガテゾーンを見据えて答えた。
「ではだ」
「これからだな」
「戦う」
「ああ、そうしてくれるか」
「その言葉受けた」
 ガテゾーンに答えてだった。
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