第十一幕その十二
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「他のですね」
「オズの国の皆があるね」
「そうですね」
「オズマ姫もドロシー嬢もいてね」
「かかしさんや樵さんも」
「オズの有名な人達がだよ」
まさにというのです。
「いるよ」
「そうなっていますね」
「だからね」
それでというのです。
「私はね」
「魔法使いさんご自身の駒をですね」
「使っているよ」
ジュリアに笑顔でお話しました。
「本当にね」
「僕達のものもあるなんて」
「嬉しいです」
「オズの国の人達と一緒に」
「私達五人もいるなんて」
「嘘みたいです」
「だって君達はオズの国の名誉市民でね」
ボームさんが五人にお話しました。
「有名人だからね」
「だからですか」
「僕達の駒もあるんですね」
「そうなっているんですね」
「オズの国の他の人達と一緒に」
「そうなっているんですね」
「そうだよ」
その通りだというのです。
「君達もね」
「あとゲームによっては駒が自分自身の姿になったりするものもあるよ」
モジャボロがお話しました。
「魔法の力でね」
「そうなんですか」
「そんなゲームもあるんですか」
「それは凄いですね」
「そのゲームもしてみたいですね」
「機会があったら」
「今度しようね、オズの国はボードゲームも充実しているから」
だからだというのです。
「そうしたものもあるんだよ」
「本当に色々なゲームがあるね」
弟さんはお兄さんに応えました、そのうえで双六の自分の駒ご自身のオレンジ色のそれが進む先を見ながら言いました。
「オズの国は」
「ボードゲームでもね」
「そうだよね」
「そしてその中にはね」
「そうしたゲームもあるね」
「だから自分自身がボードゲームの世界の中にいる」
「そうも思えてね」
それでというのです。
「楽しいよね」
「本当にそうだね」
「そんなものが一杯あるから」
だからだとです、ボームさんは言いました。
「こうした遊び一つでもだよ」
「オズの国は満喫出来るね」
「そうだよね」
モジャボロに笑顔で応えました。
「本当に」
「その通りだね」
「さて、魔法使いさんとモジャボロさんは進んだし」
今度は六つでお菓子を三つ貰いました、そしてモジャボロもそれだけ進んでもう一回進めるとあってさらにルーレットを回して五つ進みました。
「今度は僕がね」
「はい、ボームさんの番です」
ジュリアが応えました。
「お願いしますね」
「それではね」
ボームさんはジュリアの言葉に応えてでした。
実際にルーレットを回しました、するとでした。
「四つ、ここは」
「歌ですね」
「歌を歌うとありますね」
「ここは」
「それではですね」
「ボームさんは今からですね」
「歌うね」
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