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展覧会の絵
第十四話 泣く女その三
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こそいいのだよ」
 服を脱ぎながらだ。由人は言う。見れば菅達もそうしている。
 猛の目に由人のたるみ、しかも醜い毛に覆われた身体が出て来た。下半身はまるでズボン、黒いそれをはいているかの様に毛深い。しかもだ。
 匂いまでしてきた。腐った玉葱の様な匂いが。とんでもない悪臭だった。
 しかも菅達四人もその醜い身体をさらけ出してきていた。その彼等の中で鳩山がだ。
 一旦姿を消して誰かを連れてきた。その誰かを見て。
「!!」
 猛は思わず我が目を疑った。何とだ。
 それは雅だった。白い下着姿で手を後ろに縛られている。見事な胸もくびれた腰も目立つ。
 その雅を見て猛は思わず声をあげそうになった。だが。
 声は出なかった。猿轡か何かをされている様だった。そして。
 目の前でだ。さらにだった。由人がこんなことを言った。
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