第五百三十三話 果てしなき激戦その八
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「言っておく」
「そうか」
「また会いたい、その時もな」
「こうして戦いたいか」
「そうしたい、私はな」
「そこから戻ることなくか」
「それは適わないからな」
それ故にというのだ。
「これでだ」
「そうか、ではな」
「また会おう」
こう言ってだった。
メガール将軍は倒れ爆死した、彼は最後まで彼だった。
妖怪王女を見てだ、啓太は言った。
「いや、こんなな」
「露出の多いっていうの」
「大幹部がいてくれな」
こうようこに言うのだった。
「俺は嬉しいよ」
「残念だが」
その啓太に壇が言ってきた。
「彼女の正体は知っているな」
「それ今言います?」
「今から戦うからだ」
だからだというのだ。
「言っておく」
「正体はサタンドールですね」
「その姿で戦う」
「あのエロい恰好じゃないんですね」
「残念だったわね」
妖怪王女自身も楽し気に言ってきた。
「私はこの姿は仮の姿なのよ」
「自分でも言うかよ」
「そうよ、本当のことだから」
「こんな時だけ正直になるから」
宝生も言ってきた。
「そのことはわかってね」
「やれやれですね、じゃあ今からですね」
「戦おう」
「わかりました」
啓太も何だかんだで頷いた、そしてだった。
ライダー達が変身すると妖怪王女もサタンドールとしての正体を露わにさせた、そのうえで戦闘に入ったのだった。
戦士達はサタンドールの攻撃に戸惑う、だが。
それぞれ最強フォームだったライダー達は果敢に戦いその中で啓太達をフォローもしていた。エグゼイドもそれは同じで。
サタンドールの攻撃を弾いてせんだんを守ってから彼女に言った。
「大丈夫だよ」
「私達は皆で戦っているからですね」
「そうだよ、だからね」
その為にというのだ。
「勝てるよ」
「一人じゃない」
「そのことが大きいから」
「勝てますね」
「うん、だから頑張っていこう」
「そうですね、確かに強いですが」
サタンドールを見据えて答えた。
「それでも」
「うん、力を合わせていけば」
「勝てますね」
「必ずね」
「宝生さんの言う通りだよ」
薫も言ってきた。
「僕達は皆いるね」
「はい、ライダーの方々に」
「それにだね」
「啓太様達も」
その彼とようこも見て話した。
「ついでに仮名さんも」
「私はついでか!」
仮名は吹き飛ばされつつ抗議した。
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