第五百三十三話 果てしなき激戦その四
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「惑う様なら周りを見ろ」
「周りでありますか」
「俺達がいる、俺達を頼ってだ」
そうしてというのだ。
「声をかけろ、俺達は何時でも手を貸す」
「ではお願いするであります」
リコッタもそれならと応えた、そうして。
彼女も他の仲間達も戦っていった、ヤモリジンに次第にダメージを与え。
最後はライダー達のキックが炸裂した、それを受けてヤモリジンも倒れ。
ゼネラルモンスターの姿になって起き上がり苦しみつつも言ってきた。
「またしても敗れるとはな」
「無念か」
「これ以上にないまでにな」
こうウィザードに答えた。
「そう言っておく」
「そうか、だがお前等が来るならだ」
「こうしてか」
「俺達は貴様等を倒していく」
そうするというのだ。
「それでもいいというなら来い」
「ではそうさせてもらおう」
最後にこの言葉を出してだった。
ゼネラルモンスターも倒れ爆発して消え去った、また一つ戦いが終わった。
まさかという顔になってだ、由乃は言った。
「ええと」
「どうしたのかしら」
「いえ、暗黒大将軍が出て来るなんて」
鳳鳴に話した。
「思いませんでした」
「何言ってるの、暗黒大将軍もよ」
鳳鳴は由乃に答えた。
「ちゃんとね」
「スサノオの関係者で、ですか」
「大幹部になるのよ」
「如何にも」
暗黒大将軍自身も言ってきた。
「ミーもまたあの方の僕」
「そうだったのかよ」
高坂が応えた。
「そういえばデルザーのベルトしてるな」
「けれどデルザーやないやろ」
「そうよね」
まおは日向の指摘に頷いた。
「デルザーっていうと改造魔人で」
「魔人を改造したものやろ」
「文字通りにね」
「マシーン大元帥とかな」
「狼長官はご先祖狼男で」
「言うなら自分も元々狼男やしな」
「けれどこの人人間の身体だべ」
かまどもそのことを指摘した。
「変身するって話も聞いてないだ」
「確かにミーは人間のままで改造手術は受けたが」
暗黒大将軍はこのことについても話した。
「変身はしない」
「やっぱりそうだべ」
「しかし強さは確かと言っておこう」
このことはというのだ。
「それを見せよう」
「今から戦いましょう」
光実は仲間達に話した。
「僕達が力を合わせて」
「ああ、これまでもそうしてきたんだ」
「それならね」
光実の言葉にマルコと愛が応えた。
「暗黒大将軍ともね」
「一緒に戦おうな」
他の戦士達も応えてだ、そのうえで。
戦士達は戦いに入った、ライダー達はそれぞれの最強の姿に変身し仲間達と共に暗黒大将軍に向かった。
暗黒大将軍は手にした指揮杖を巧みに使い戦う、それを見てだった。
みねねはその隻眼を鋭くさせて言った。
「空を飛
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ