第五百三十三話 果てしなき激戦その一
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第五百三十三話 果てしなき激戦
百目タイタンを前にしてだ、アンクは火野に話した。
「映司いいな」
「ああ、戦うか」
「相手が相手だ、最初から全力で行け」
「最強フォームになって」
「そのうえでだ」
「戦わないと勝てないな」
「そうだ」
まさにとだ、アンクは答えた。
「ここは一切手加減は無用だ」
「ううん、見るからに強そうだね」
ネロは百目タイタンを見て言った。
「あの目も飛ばしてくるっていうし」
「その通りだ」
百目タイタンの方から認めてきた。
「俺のこの無数の目は武器にもなる」
「そうだよね」
「その俺と今から戦ってもらう」
「いい?一切気を抜いたら駄目よ」
心衣も仲間達に言う。
「こいつは洒落になっていないからね」
「これまでの怪人とは全く違いますね」
平乃も言う。
「だからこそ」
「力を合わせて全力でいくわよ」
「わかりました」
平乃だけでなく他の面々も構えを取った、ライダー達もそれぞれの最強フォームになった。そうして戦いに入るが。
タイタンは目を火球にして放ち手から焔を繰り出す、そして銃も使うが。
その両肩を見てだ、ストーンリバーは苦い顔になった。
「弱点だったという突起がないな」
「そこを叩けばよかったらしいけれどね」
トゥエンティーも苦い顔で言った。
「それは克服されているね」
「そうだ、だからだ」
「このまま戦っていくしかないね」
「残念だがな」
「敵も馬鹿じゃないからな」
バースプロトタイプが言ってきた。
「やっぱり露骨な弱点はな」
「あらためてくるか」
「そういうことだよ、けれどな」
ラットに対して答えた。
「それでも倒せるだろ」
「ああ。どれだけ強い奴でもな」
「だからだよ」
「このまま攻めていくんだな」
「そうしような、皆で」
こう言ってだった。
バースプロトタイプは銃撃を行った、そしてだった。
百目タイタンを攻める、全員一丸となり彼と戦い。
タイタンがその目を一度に大量に火球をして放ったそれを跳んでかわし。
ライダー達はそこからキックを繰り出した、それが見事に決まり。
さしものタイタンも倒れた、だがすぐに起き上がり言ってきた。
「私の負けだ」
「今の一撃でだな」
「そうだ、最早倒れるしかない」
アンクに対して答えた。
「ここまでのダメージを受ければな」
「では安心して死ね」
「そうさせてもらう、だがまただ」
タイタンはふらつきつつ言った。
「蘇ればだ」
「戦うか」
「そうする、その時まで休む」
最後にこう言ってだった。
タイタンは前のめりに倒れ爆発した、そのうえで消え去った。
シャナはゼネラルシャドウを見て如月に問う
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