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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
幕間
幕間:神代 正義 1
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め上げられていた。
ボキボキと骨の折れる音、吐血し、うがいでもしているかのような声で必死に助けを求める仲間。
次第に怪魔達が群がり、やがて静かになった。
恐ろしさのあまりクラスメイトたちは逃げ出す。
?
「どうか僕達をここで働かせてください。」
数日後、訪れたのは農業を営む男の家だった。
彼はサーヴァントと共に2人でここに住み、脱サラしてのんびりと野菜を育てているのだという。
人の良い彼は正義達を働き手とする代わりに住居の提供を快諾してくれた。
しかしその際、言われたことがある。
静謐ちゃんには、絶対に触れちゃいけない≠ニ。
「毎日毎日畑仕事、マジだるくね?」
「あーわかる。気持ちわりー虫とかマジ無理だし。」
そうして畑仕事を任され、空き家をいくつか好きにしていいと言われたがやはり日が経つとこうしてサボる者も現れる。
「おーいちゃんとやれよ陰キャ。じゃねーと怒られんのあたし達だから!」
女子生徒何人かはあまり強く出られない男子生徒をパシリにし、自分達は談笑していた。
しかし、
「……。」
「あ、何見てんの?キモイんですけど?」
ここの主のサーヴァントはそれを許さない。
「マスターは、働く見返りに住居を提供するって言った。」
「何?チクんの?キッモ。」
「今あなた達のしていることは、よくない。」
ここの持ち主から静謐ちゃん≠ニ呼ばれている彼女はこの状況を良くないと思い、彼女らを注意した
しかし、
「るっせーな調子に乗ってんじゃねーぞザコ!!」
返答はビンタだった。
「……!」
「何?やる?あたし実はキックボクシングやってんだよね。それでもやる?」
ひっぱたかれた静謐ちゃん≠ヘ慌てている。
女子生徒達はそれを叩かれてビビっているものだと思っていた、
しかしそうではない。
彼女は、自らの身体に触れてしまった≠ニいうことに慌てているのだ。
「駄目……!」
「あ?何が駄…」
次の瞬間、ビンタをかました女子生徒はその場に倒れ込んだ。
「ちょっ!どうしたの!?」
「うで…てが、てがいたい…!!」
「手が痛いって…な、何これ!?」
仲間が倒れた女子生徒の手に目をやると、なんと赤黒く変色し腫れ上がっていたのだ。
「何しやがったてんめぇ!!」
「!!」
そうして激情に駆られた仲間が静謐ちゃん≠フ胸ぐらに掴みかかる。
そうなったならば、時すでに遅し。
「あゆみに何しやがった!!」
「違う…駄目!このままじゃあなたも…!」
「知ったこっちゃねぇんだよアバズレ!!男誘うようなカッコしやがって!!クサレビッチなんだろ!?あぁ!?」
キレ散らかした女子生徒は離す事など
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