246 神と神の激突
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よかろう」
大天使ミシェルはマリアの裁きの光を炎で防御した。ジャンヌは迎撃の支度を急ぐ。
「聖マルグリット、聖カトリーヌ!!」
ジャンヌは自身が召喚可能な二体の神を召喚した。聖マルグリットと聖カトリーヌ。大天使ミシェルと合わせて彼女が召喚可能な神だった。
「なんと、悍しきマリア様!!こんなものは本物のマリア様ではない・・・!!」
「これは邪神でありましょう」
「マルグリット、カトリーヌ!!あの邪なるマリアを共に倒そう!!」
「了解!!」
マルグリットが剣を出し、車輪をマリアに向けて放つ。マリアは裁きの光で車輪を破壊する。しかし、その裁きの光はすみ子達には効かなかった。カトリーヌが守護の術を発動して防御していた為だった。
「大天使ミシェル!!そなたの炎と私の剣で!!」
「よし!」
ミシェルの炎とマルグリットの剣が合わさり、炎のの剣と化す。
「うおおお!!」
マルグリットが聖母マリアに突撃した。マリアが結界を張る。両者とも動かない。
「お、俺達も見てる場合じゃねえぞ!」
「了解でやんす!」
ヤス太郎が眠り玉で岡本を襲う。川村もバズーカで、山口も矢を放つ。だが岡本への攻撃も結界で弾かれた。
「私も!」
エレーヌが飛行し、結界に体当たりする。
「この女!!」
聖母マリアがエレーヌに気を取られそうになる。だが、マルグリットの結界が弱まった。
「今です!!」
山口がもう一度矢を放つ。結界に刺さり、消滅させた。
「喰らえ!!」
マルグリットの炎の剣がマリアを両断する。マリアが消滅した。
「何、こんな事が!!」
岡本は驚く。
「ここでくたばってたまるか!!」
岡本は手榴弾を投げた。爆発が起きる。
「なっ・・・!!」
すみ子は咄嗟に銃を出して爆発が自分達に降りかかるのを防いだ。爆発の煙が消えると岡本はその場にいなかった。
「なんて忍者見てえな奴だ・・・!!」
川村は取り逃がした事を悔しがった。
「しかし、追っている暇はありません。杖の奪還の為にもヴィクトリア女帝の所へ急ぎましょう」
「うん・・・!!」
一行はヴィクトリアの館へと向かった。
岡本は手榴弾で行方を晦ました後、和光が出迎えるように現れた。
「よう岡本。無事だったか」
「ああ、杖を取り返しに援護する奴等と戦ったが、俺みてえに神を使う奴がいるからやられちまうところだったぜ。んで片岡とアサカワは?」
「ああ、杖の持ち主達にコテンパンにされちまったみたいでな。本部に引き返させたよ」
「で、俺達はどうするよ。このままヴィクトリアの所へ先回りにするか、見捨てるか」
「まあ、最後の最後まで援護してやろうぜ。ラドンを出してやるからヴィクトリアの館へ行くぞ」
和光は携帯型ビデオカメラからラドンを召喚し
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