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ファイアーエムブレム聖戦の系譜〜選ばれし聖戦の子供たち〜
第一章:光をつぐもの
第3話:天馬と魔導師と盗賊と
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い。一緒に解放軍に連れて行ってほしいってな。オレは断った。世話になっているエーヴェルさんの頼みでマリータを連れて行くことにした。それで大急ぎでイザークへ戻ってきたら今倒れてるこいつらが村に襲いかかるとお脱炭でやっつけたらそこにあんたたちが来たってわけだ」
「へえ、そうだったの」
「そういうこと」
「で?あんたたちはどうする?オレたちは残った子分たちを集めてそれから行くが」
「私たちはすぐに行くつもりですが」
「そうか、解放軍はガネーシャにいるからな。後はそっちに向かえよ」
「ありがとうございます」
アスベルは例を言った。
「じゃあ元気でな。解放軍でまた会おう」
ガネーシャの方へ飛んでいく一行にリフィスたちは手を振った。一行もそれに返した。
「ねえ、あのリフィスって人の話だけど・・・・・・」
「何?」
「絶対に嘘が入ってるわよ」
「サフィさん見る眼違ってたじゃない。多分あの人のことが好きなのよ」
「ふうん、けどいいんじゃない?」
フィーは素っ気なく言った。
「根は悪い人じゃないみたいしね。それに戦力になるんだったら問題ないわよ」
「うーん、それもそうね」
「行きましょう」
「ええ」
一行は翼の速度を速めた。その下には山々と碧い湖よ河が広がっていた。
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