第二千三百六十二話 電波全開週刊誌
[8]前話 [2]次話
第二千三百六十二話 電波全開週刊誌
二十年以上前のワールドカップの時のことです、日本は週刊金曜日という雑誌を読んで驚愕しました。
「なっ、戦争への謝罪や補償をしないから負けますか」
「いや、関係ないですよ」
一緒に読んでいる妹さんも唖然でした。
「幾ら何でも」
「そうです、あの戦争についての認識もですが」
読者欄の文章を見て驚きつつ言います。
「スポーツとはです」
「全く違いますが」
「この雑誌他にも凄いですが」
「買ってはいけないシリーズといい」
「もう歌に文句をつけたり」
武田鉄矢さんやモーニング娘。のです。
「徴兵制復活を怖れている等」
「歯磨き粉を使わない歯磨きですか」
「携帯の電波について言ったり」
「恐ろしい雑誌ですね」
「有り得ないまでです」
雑誌自体に電波を感じるというのです。
「何ですかこの雑誌は」
「強烈過ぎますね」
どうもこの雑誌はまだあるみたいです、二十世紀の終わりに日本兄妹が読んで驚愕した時のままの内容だそうです。
第二千三百六十二話 完
2022・12・5
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ