暁 〜小説投稿サイト〜
新ヘタリア学園
第二千三百六十一話  二国共勝った

[8]前話 [2]次話
第二千三百六十一話  二国共勝った
 フランスは三発のゴールを決めて勝ちました、それはイギリスも同じで。
「全力で戦おうな」
「ああ、お互いにな」
 イギリスとフランスはお互いに声をかけ合いました。
「決勝のつもりでやるぞ、俺は」
「俺もだ、負けないからな」
「ただ勝っても負けてもな」
 火花を散らし合いながらのやり取りでした。
「恨むなよ」
「当たり前だ、スポーツだからな」
「勝った方が四強だ」
「そうした意味でも負けられないんだよ、俺は」
「それは俺の台詞だ、じゃあな」
「次に会う時はグラウンドだ」
 戦場でというのです。
「また三点決めてやるさ」
「それは俺だよ」
 こうやり取りしてでした。
 二国は今は別れます、ですが。
「負けるか」
「勝つのは俺だ」
 別れても燃えています、ワールドカップはこれ以上はないまでの対決が決定してしまいました。ホイッスルはまだ鳴っていませんが勝負はもうはじまっています。


第二千三百六十一話   完


                  2022・12・5


[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ