第二千三百六十一話 二国共勝った
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第二千三百六十一話 二国共勝った
フランスは三発のゴールを決めて勝ちました、それはイギリスも同じで。
「全力で戦おうな」
「ああ、お互いにな」
イギリスとフランスはお互いに声をかけ合いました。
「決勝のつもりでやるぞ、俺は」
「俺もだ、負けないからな」
「ただ勝っても負けてもな」
火花を散らし合いながらのやり取りでした。
「恨むなよ」
「当たり前だ、スポーツだからな」
「勝った方が四強だ」
「そうした意味でも負けられないんだよ、俺は」
「それは俺の台詞だ、じゃあな」
「次に会う時はグラウンドだ」
戦場でというのです。
「また三点決めてやるさ」
「それは俺だよ」
こうやり取りしてでした。
二国は今は別れます、ですが。
「負けるか」
「勝つのは俺だ」
別れても燃えています、ワールドカップはこれ以上はないまでの対決が決定してしまいました。ホイッスルはまだ鳴っていませんが勝負はもうはじまっています。
第二千三百六十一話 完
2022・12・5
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