第96話
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浮かべた妹と弟の姿だった。
「「フリーザ!!」」
「あれが…フリーザだと…!?」
モナイトの能力で全快した悟空とベジータがフリーザの姿を発見して驚き、グラノラは初めて見るフリーザに目を見開く。
「お久しぶりですね、お2人共。こんな星でも一緒とは余程仲がよろしいんでしょうね」
「おめえ、何でここに!?」
「エレクさんに呼ばれましてね。まあ、エレクさんはガスさんを使って私を殺そうとしていたようですが…まあ、例えガスさんと闘っても私が勝ってましたがね…あなた方には余計な手間を省いてくれたお礼をしなくてはなりませんねえ。ご褒美に特別に見せてあげましょう、私の新たな進化を!!」
「金色か!?」
ベジータが我儘の極意に変身し、悟空も身勝手の極意“兆”に変身して構えた瞬間。
フリーザの体が黒く染まった。
「安っぽいネーミングですが、ブラックフリーザと言いましょうか」
ブラックフリーザと言う変身をした瞬間、悟空とベジータが吹き飛ばされていた。
万全の2人でも対処出来ない速度。
そしてグラノラが気弾を撃つよりも前に尻尾を軽く振った一撃でグラノラは気絶してしまう。
「ぐ…っ」
「き、貴様…その変身は…」
「実はたまたま制圧した星に外界と時間の流れが異なる部屋…異次元世界がありましてね。そこで10年程トレーニングさせて頂きました。以前ブロリーさんを破ったあなた方の合体に対抗するためにね。セルさんがいてくれて本当に助かりました。おかげで思っていたよりもトレーニングが捗りました…では、私はこれで…私はあなた方と違って忙しいのですよ。仕事が溜まっていますからね」
呆然としているマキとオイルを厨房係とウェイターとして雇い、フリーザは宇宙船に戻っていった。
モナイトがやってきて、慌てて回復し、3人は起き上がる。
「フリーザの野郎…とんでもなく強くなっていやがった…取り敢えずベジータ。一度地球に戻ろう」
「ああ」
「おめえ達はどうする?」
「俺達はドラゴンボールを集めてこの星を元に戻す。これが最後だ…」
「そうじゃな、ドラゴンボールはその願いを叶えたら封印した方が良いじゃろう」
「なら、これを使え」
ベジータはマキ達を締め上げた際に取り戻したドラゴンレーダーをグラノラに渡す。
「…すまない……俺も夢の中で俺達を助けてくれたサイヤ人の声を聞いていた……俺は復讐に目が行き過ぎて周りが見えていなかった…迷惑をかけた」
サイヤ人が憎いことは変わらないが、それはシリアル星を滅ぼした連中で、同じサイヤ人でも何もしていない者達にそれをぶつけるのは間違いだったとようやく理解出来た。
恐らくヒータの組織はフリーザ軍に吸収されるであろうし、マキと
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