第96話
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ためなら俺は何だってするっ!!」
再び突撃するガス。
拳に気が具現化する程に凝縮され、何度もゴジータに襲い掛かるが、ゴジータはそれを簡単にいなしていく。
時間が経過するごとにガスの老化が早まり、パワーが上がっていくが、ゴジータのレベルまでは程遠い。
「「(時間が経つごとに老けていく…まさか、こいつ…)」」
このままだとガスは悲惨なことになると判断したゴジータはガスの攻撃を捌きながら必殺技を至近距離で叩き込んだ。
「「かめはめ波ーーーっ!!!」」
極大の気功波を喰らったガス。
爆煙が晴れると白目を剥きながらも攻撃しようとするガスにゴジータは顔面に拳を叩き込んで吹き飛ばす。
「「…おい、貴様!あいつを宇宙一にする願いを叶える時、何を言った!?」」
明らかにガスの様子がおかしい。
グラノラと同じ願いならここまで老けるようなことになっていないはずだ。
「「まさか、貴様…あいつを宇宙一にするために常に寿命を消費させているのか!?」」
「…チッ、ああそうだ!全てはヒータが宇宙一になるためにな!!折角宇宙一にしてやったのにあの無能が…!」
「「…あいつは貴様のために闘ってきた…それを貴様と言う奴は…貴様はどこまで性根が腐っている!!」」
「くっ!!」
ゴジータの怒声に気圧されたエレクは兄弟達を放置してシリアル星から脱出しようとする。
「「逃がすと思うか!!」」
普段ならここまで激怒することがないゴジータだが、弟の気持ちを踏みにじり、挙句の果てに寿命まで好き放題に扱うエレクにはもう我慢ならなかった。
「「かめはめ…」」
あまりにも過剰威力の技で始末するとゴジータに即決させる程にエレクはゴジータの怒りを買っていた。
しかし、怒りで視界が狭くなり、気の探知能力が悪くなっていたのからしくない被弾をしてしまう。
「「なっ!?」」
気弾がゴジータの背に直撃し、驚いたゴジータが振り返ると変わり果てた…まるでゾンビのような姿となったガスがいた。
「か…かかかか…」
「「お前……」」
「また…力が沸いてくる…っ…これなら貴様を殺せる…」
「「(…まるで呪いだ…こいつは宇宙一の呪いにかかってしまったんだ…)」」
もうガスに対しては怒りどころか哀れみしか沸いて来ず、ゴジータは結局何にも恵まれなかった哀れな男を見つめる。
しかし、そんなゴジータの目が気に入らなかったガス。
「何だ、その目は…何だその哀れむような目は!?」
「「ガス…はっきり言おう。お前では俺には勝てない…」」
「っ!!」
「「今からドラゴンボールを集めに行ってやる…集め終わるまで待っていろ」」
それだけ言うとゴジータはガスに背を
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