第96話
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は目を閉じると身勝手を併用してブルーの攻防速の精度を飛躍的に上げる。
桁外れのパワーにガスは無意識のうちに震えていた。
「ちっ!だああああっ!!」
オーラを迸らせながらゴジータに突っ込むガスだが、拳がゴジータに届く前にガスが吹き飛ばされてしまう。
「「流石は宇宙一。俺の蹴りを3発喰らって、五体満足とは大した物だ」」
「蹴りを3発…!?何のことだ!?」
ゴジータの蹴りが速すぎてガスでは何発喰らったのか分からないようだ。
「「悟林の真似をする訳じゃないが、今度は貴様にも見えるようにゆっくりとやってやろう。来い」」
「抜かせっ!糞猿っ!!」
再び飛び掛かるガスだが、今度はガスにも分かるように蹴りを3発ぶちこんで吹き飛ばした。
「「どうした?宇宙一なんだろ?だったら早く本気を見せてくれ、あまり時間を無駄にしたくないんでな」」
「ぐっ!!うおおおおおっ!!汚いぞ貴様!合体なんてしやがって!!」
「「ふう、良く言う。貴様はドラゴンボールで楽して宇宙一になった癖にな。ほらどうした?こんなんじゃマッサージにもならねえぞ」」
ガスの拳はゴジータの体を確かに攻撃しているのだが、あまりの強靭すぎる気と肉体に逆にガスの拳が傷ついている始末だ。
棒状の武器を作り出して脳天に叩き込むが逆に武器が砕ける有り様だ。
「「さて、今度は俺の番だな」」
「っ!?」
棒立ちの状態から一気に距離を詰められ、胴体に無数の拳打を叩き込まれる。
そして背後を取ると膝蹴り3連発とサマーソルトキック。
そして両手の気弾を振り返り様に撃ち込んだ。
静から動。
まるで無風の水面のような静けさから一気に爆発するような激しさのような猛攻だ。
「ぐ…うう…!」
気弾をまともに喰らったガスは痛みに呻いている。
「「少しやり過ぎたか?俺としたことが小便ちびりの弱虫相手に大人げなかったかもな。」」
「く、くそ…こんな…」
「「こんなはずじゃなかったか?まあ、そんなに落ち込むな。俺も驚いている…自分自身を知るってことがどれだけ大きいのか…その点に関しては貴様らに感謝しているぞ。貴様らがシリアル星に俺達を呼ばなければきっと悟空は足りなかった物を埋められなかった。貴様らが俺達の成長を促してくれたんだ。ありがとな」」
ゴジータの皮肉にガスは屈辱で顔を歪める。
「ぐおおおおおおっ!!」
怒りでガスのパワーが膨れ上がり、次元に穴を開けるレベルとなる。
そしてガスは高めた気を気弾として作り出す。
「こいつが俺のフルパワーの一撃だ!避ければシリアル星が吹っ飛ぶ!!受けざるを得んぞ!!」
サイヤ人は宇宙空間での活動が出来ないのでかわせないはず。
こ
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