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第十三話 ベアトリーチェ=チェンチその十三
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僕は彼等は救うよ」
「例え何があろうともですね」
「うん、そうするよ」
 このことは絶対にだというのだ。十次も覚悟していた。
 こうした話をしてだった。十字は神父にだ。こう告げたのだった。
「ではね」
「はい、またですね」
「電話をかけるよ。それじゃあね」
「畏まりました。では」
 こう告げてだ。そうしてだった。
 彼は携帯を切って校内に戻った。そしてその上で学生としての彼に戻るのだった。殆どの者がそうだと思っている学生である佐藤十字に。


第十三話   完


                        2012・4・26
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