第五百三十二話 岩石魔人を目指しその十四
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ライダー達はそれぞれの最強フォームに変身し仲間達も構えた、そうしてゼロ大帝との戦いに入るが大帝は手にしている槍を用い。
戦士達を寄せ付けない、遠距離には槍から光線を放ってだった。
攻撃を繰り出す、遠近両方の攻撃に皆苦戦した。
だがレスターはその中で言った。
「確かに強いですが」
「あたし達だってこれまでずっと戦ってきたしね」
アニエスが応えた。
「それに皆一緒だし」
「そしてゼロ大帝は一人だね」
「それで負ける訳にはいかないわよ」
「俺達は突っ込むか」
ニックは斧を構えて言った。
「そうするか」
「それがいいのう、接近戦が得意なものはそうしてだ」
ガーネットはニックに応えて話した。
「遠距離戦が得意な者はな」
「遠間からですね」
「攻めることじゃ」
カリーナに話した。
「ここは」
「わかりました、それじゃあ」
「手分けして戦うのじゃ」
こう言ってだった。
戦士達に指示を出した、戦士達もその通りに戦い。
次第に優勢になってきた、そしてゼロ大帝が激しい攻撃を終えた直後に三人のライダー達は動いた。
そのうえでキックを一斉に放った、ゼロ大帝はそれを受けて動きを止めた。
「くっ、今の一撃は」
「決定打だったな」
アクセルが応えた。
「そうだな」
「その通りだ、これでだ」
「あんたは終わりだな」
「またあの世に戻る」
ゼロ大帝は自らこのことを言った。
「だがまたあの方に呼んで頂けたなら」
「その時はだな」
「戦う、その時を楽しみにしていよう」
最後にこう言ってだった。
ゼロ大帝は倒れ爆発四散した、こうしてまた一つ戦いが終わったが。
左のダブルはフィリップのダブルに話した。
「次の戦いに行くか」
「うん、まだ敵の大幹部達はいるからね」
「だからだ」
「次の戦いに行こうね」
「戦いはこれからだ」
「そうだよ、スサノオはまだ先だよ」
こう言ってだった。
ライダー達は次の戦いに足を進めた、奇巌山での戦いは続くのだった。
第五百三十二話 完
2022・8・15
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