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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第五百三十二話 岩石魔人を目指しその十三
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「これは楽しめそうだ」
「全くだな」
「いい戦いになるぞ」
「では我等の力を見せよう」
「是非な」
 十面鬼はそれぞれの顔自身が乗っている岩にある九つのそれに応えた。そうしてゆっくりと宙に上がってだった。
 攻撃を開始した、それを受けてライダー達もそれぞれの最強フォームに変身してだった。
 戦いがはじまった。十面鬼はそれぞれの口から火の弾を吐き出す、だがライダー達はその攻撃を避けてだった。
 空に跳び上がり攻撃を浴びせる、それを繰り返し。
 徐々にダメージを与えていく、茶々丸はそれを見て言った。
「皆さんその意気です、追い詰めていきましょう」
「頑張って下さいね」
 カツオも気弱そうながらも応援する。
「押してますから」
「その調子ですよ」
「ああ、そうしていくな」
「頑張っていきますね」
 クウガとキバーラが応えてだった。
 二人はディケイドそしてディエンドと動きを合わせて戦っていく、そうしてライダー達はにゃんぱいあ達の応援を受けて戦い。
 十面鬼が劣勢と見て怒って全面攻撃を仕掛けてきたところに彼が守りを忘れていることを見付けてだった。
 ライダー達はその攻撃をかわし一斉に跳んでだった。
 十面鬼本体にキックを浴びせた、それを受けてだった。
 十面鬼は動きを急激に鈍くさせてふらふらと着地し忌々し気に呻いた。
「抜かった、俺の攻撃を見切ったか」
「見切ってはいない、攻撃の時に隙が見えただけだ」
 ディケイドは十面鬼に答えた。
「お前は感情的になったからな」
「そこでか」
「俺達はそれを衝いただけだ」
「そうか、なら次に戦う時はだ」 
 十面鬼は瀕死の中でディケイドに応えて話した。
「俺のその性格をなおしておこう」
「あの世でそうしてくるか」
「そして機会があればだ」
「俺達と戦うか」
「そうする」
 こう言って十面鬼は前のめりに岩の上に倒れ込んでだった。
 爆発の中に消えた、ゲドンを率いた団幹部も敗れた。
 ゼロ大帝を見てだった、カリーナはフィリップに尋ねた。
「ゼロ大帝は確か」
「うん、ガランダー帝国の大幹部だったね」
「その人ですね」
「変身はしないよ」
 フィリップはこのことは断った。
「この人はね」
「正体はそのままですね」
「そうなんだ」
「だからといって侮らないことだ」
 ゼロ大帝は戦士達に不敵な笑みで言ってきた。
「私とて伊達にガランダー帝国を率いていた訳ではない」
「わかっている」
 左が応えた。
「そのことはな」
「既にだな」
「あんたと会うのははじめてだが」
「私は知っていたか」
「有名人だからな」
 ゼロ大帝を見据えて答えた。
「そう言われると嬉しいだろう」
「悪い気はしない」
「そうか、ならその気分でだ」
「戦うか
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