第五百三十二話 岩石魔人を目指しその十一
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「その手を掴んでだ」
「それからだね」
「仕掛けろ、いいな」
「そうするよ」
良太郎はモモタロスの言葉に頷いた、そしてだった。
怪人が実際に自分に来た時にだった。
その右手を掴んで宙に投げた、デネブはそれを見て桜井に言った。
「今だ!」
「ああ、やるぞ!」
桜井はデネブの言葉に頷いてライダーの姿で跳んだ、そしてイマジン五人全員の最強フォームになっている電王もだった。
二人の急上昇しつつのキックがザリガーナを貫いた、ザリガーナは攻撃を受けて空中で爆発してだった。
ヨロイ元帥の姿になり地に落ちよろよろと立ち上がって言った。
「む、無念・・・・・・」
「とんでもない強さだったな」
「そうだね」
サフィはアイの言葉に頷いた。
「本当に」
「こんな強い怪人ははじめてだった」
「無念だがその言葉は受けた」
ヨロイ元帥は二人の言葉にこう返した。
「それだけましだ、だが次はだ」
「こうはいかないっていうんだね」
「そうだ、覚えておくことだ」
良太郎に対して答えた。
「次は勝つ」
「じゃあこっちはその都度勝つよ」
良太郎も今は強い声を返した。
「絶対にね」
「そう言うか」
「言うよ、何度もね」
「忘れんぞ」
怨みがましい言葉を遺してだった。
ヨロイ元帥も倒れて爆発して消え去った、また一つ戦いが終わった。
白いスーツの人間の姿のアポロガイストがいた、明久はその彼を実に嫌そうな顔で見て名護に尋ねた。
「あの人やっぱり」
「そうだ、アポロガイストだ」
名護はあっさりとした口調で答えた。
「ゴッド秘密警察第一室長の」
「そうですよね」
「ただ強いだけではない」
名護は聞かれないことも話した。
「頭が切れて冷酷非情だ」
「敵としては滅茶苦茶怖いタイプですね」
「部下の怪人も平気で処刑してきた」
名護はこのことも話した。
「そうした者だ」
「冗談抜きでやばい奴ですね」
「狂ってはないけれどね」
ラモンが愛子に話した。
「そうした性格もあってね」
「そういうことですね」
「そういう奴ということは踏まえて戦おうね」
「わかりました」
「では戦うとしよう」
アポロガイストも言ってきた。
「これからな」
「では早く正体を出すのです」
美晴はアポロガイストを指差して言った。
「そうしたら戦ってやります」
「いいだろう、アポロチェンジ!」
この言葉と共にだった。
アポロガイストは両手を自分の前にクロスさせた、そうして白いスーツ姿の青年からアポロガイストとなった。
ライダー達も変身し明久達も召喚獣を出した、そのうえで戦いに入ったが。
アポロガイストの銃撃を盾を使ったガイストカッターに。
近寄ると注射針の様なサーベルを受けてだ、
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