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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第五百三十二話 岩石魔人を目指しその九

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「攻撃してくる」
「そうした怪人でしたね」
「正体は死人コウモリでな」
「恐ろしい強さですね」 
 箒も言って来た。
「普通の怪人達とは比較にならないまでに」
「だから君達には頑張ってもらうよ」
 風間が応えた。
「空を飛べるからね」
「はい、そしてライダーの皆さんも」
「跳ぶから」
 そうして戦うからというのだ。
「力を合わせて戦っていこう」
「わかりました」
「空での戦いは私のもの」
 ツバサ大僧正は高らかに言った。
「その戦いを見せてやろう」
「いいだろう、俺は全てにおいて頂点を極める男」
 神代が応えた。
「空の戦いも同じだ」
「その言葉今確かに受け取った」
 ツバサ大僧正は神代の言葉を受けてだった。
 死人コウモリとなった、そのうえで自ら飛び戦士達との戦いに入った。
 一夏達は空を飛び戦う、だが。
 死人コウモリのスピードにだ、誰もが戸惑った。
「くっ、これは」
「予想以上ですわ」
 鈴音もセシリアも照準が定まらず歯噛みした。
「しかもこちらは攻撃を受けますし」
「手強いわね」
「それはわかっていただろ」
 ガタックが言って来た。
「相手が相手だろ」
「大幹部ですわね」
「ツバサ一族の長だからな」
 セシリアに答えた。
「だからな」
「相当な強さですわね」
「普通の怪人なんて比較にならない位にな」
 それ程までにというのだ。
「強いんだよ」
「そうですわね」
「けれどな」
 ガタックは跳びつつ二人に話した、多段ジャンプは今も健在だ。
「死人コウモリがどうして倒されたか」
「風見さんにですわね」
 セシリアは強い声で答えた。
「最初に倒された時は」
「あの時風見さんはわざと川に血を流してな」
「ご自身のそれを」
「死人コウモリを招き寄せてな」
「空を飛ぶハリケーンを台にして跳んで」
 鈴音も言ってきた。
「物凄い速さでそうして」
「攻撃を浴びせて倒したよな」
「つまり私達も」
「全速力を出すんだ」
 IS操者全員に話した。
「そうしような」
「わかったわ、そうしてね」
「戦いますわ」
「私達は今は狙いを定めているけれど」
「その分速度は落ちていますわね」
「それを変えるんだ、ぶつかるつもりで向かうんだ」
 死人コウモリにというのだ。
「全速力でな」
「そして一撃離脱ですね」
 シャルロットも言ってきた。
「それぞれの攻撃を至近で浴びせて」
「そうしていくんだ、いいな」
「わかりました」
 シャルロットも頷いた、そうしてだった。
 戦士達はそれぞれ全速力で高速で飛ぶ死人コウモリに向かってだった。
 一撃離脱攻撃を浴びせていった、自分達もその中で敵の攻撃を受け衝突もしてダメージを受けるがそれをものともせず。
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