第五百三十二話 岩石魔人を目指しその八
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響鬼達はキバ男爵と対していた、ヒデヨシはマンモスの骨を武器や兜にしているその男を見て言った。
「この人がですね」
「ああ、デストロンのキバ一族の長だよ」
響鬼はヒデヨシに答えた。
「まさにな」
「そうですよね」
「正体は吸血マンモスでな」
それでというのだ。
「名前通り血を吸うしな」
「地震も起こしますね」
「そうしてくるからな」
だからだというのだ。
「どの攻撃にも注意してくれよ」
「わかりました」
「さて、用意はいいな」
キバ男爵は堂々と立った姿で戦士達に問うた。
「戦いの準備は」
「万全だ」
ミツヒデが答えた。
「安心しろ」
「そうか、ではだ」
「行こうか、皆」
響鬼は変身して言った。他のライダーもそうしている。
「これから」
「はい、この大幹部と戦いましょう」
「そうしような」
キバ男爵も正体である吸血マンモスの姿を表した、そうしてだった。
戦いがはじまった、その戦いは。
一進一退だった、吸血マンモスは地震を起こし戦士達を揺らしダメージさえ与えて来る。そして近寄ると。
牙と鼻を使う、そうして戦ってくる。それを見てだった。
イエヤスは苦い顔になり言った。
「まずいわね」
「ええ、この戦いはね」
実際にとだ、ヨシモトが応えた。
「これまで以上にね」
「辛い戦いですね」
「そうなっているわ」
実際にというのだ。
「だからよ」
「考えてそのうえで」
「戦っていきましょう」
「敵の地震は脅威です」
威吹鬼が言ってきた。
「非常に。ですが」
「それでもですね」
「地震を起こす間はです」
巨大な右手で地面を叩いてそうしている間はというのだ。
「隙が出来ますね」
「そこをですわね」
「攻めましょう」
ヨシモトに答えた。
「そうしましょう」
「はい、それでは」
「そうして戦っていきましょう」
こう話してだった。
戦士達は吸血マンモスが攻撃を放つ時にだった。
集中して攻撃を浴びせた、そしてだった。
最後はライダー達が楽器で総攻撃を浴びせて吸血マンモスを倒した、すると一旦倒れながらもキバ男爵の姿になり立ち上がって言った。
「私もまだまだだな」
「地震を出すその時の隙だな」
「それがあった為に敗れた」
ノブナガの言葉に答えた。
「まさにな、だからだ」
「今度地獄から出た時はか」
「そこをなおしてだ」
そうしてというのだ。
「諸君等と戦おう」
「そうするか」
「また会えばな、ではこれでお別れだ」
こう言ってだった。
キバ男爵も倒れた、こうしてまた一人大幹部が倒れた。
天道はツバサ大僧正を見て一夏に話した。
「わかっているな」
「はい、ツバサ大僧正はですね」
一夏はすぐに答えた
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