第五百三十二話 岩石魔人を目指しその七
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「そうですね」
「そうだ、武器も持っているしな」
「あの斧と盾に」
「レーザーも使う」
「どれも強力な武器ですね」
「だからだ」
それ故にというのだ。
「何かあっても油断するな」
「俺達全員で戦おうな」
剣崎も言ってきた。
「そして勝とうな」
「わかりました」
サテライザーが応えてだった。
ライダー達も変身した、そして。
ドクトルゲーもカニレーザーの正体を表した、即座に額からレーザーを放ち遠距離攻撃を浴びせてだった。
接近すれば斧で攻撃し盾で防ぐ、レンゲルが向かうが劣勢だった。
「くっ、何て強さだ」
「睦月無理をするな」
そのレンゲルにギャレンが言う、ライダー達はそうなれる者は皆最強フォームになりそのうえで戦っている。
「伊達にデストロンの大幹部じゃない」
「それだけの強さがありますね」
「普段の姿で怪人すら圧倒する」
ドクトルゲーの時でもというのだ。
「だからな」
「俺一人じゃですか」
「接近戦はいどむな」
「睦月さん加勢します」
クレオが言ってきた。
「一緒に戦いましょう」
「私もです」
イングリットも出て来た。
「これでかなり違う筈です」
「遠間は俺が引き受ける」
ギャレンも言ってきた。
「銃でな」
「そうしてですね」
「全員で戦ってだ」
そうしてというのだ。
「少しずつでもダメージを与えてだ」
「そうしていって」
「倒すぞ」
「わかりました」
「それが出来るならしてみることだ」
カニレーザーは余裕に満ちた声で言ってきた。
「私に勝てるならな」
「やってみせる、接近戦は囲め」
ギャレンは仲間達に指示を出した。
「そして遠間からもだ」
「攻撃ですね」
「そうだ」
剣に答えた。
「攻める」
「そういえば」
ここで剣はカニレーザーのあることに気付いた。
「カニレーザーは遠近両方攻められますが」
「それでもだな」
「はい、両方同時にはです」
「攻められないからな」
だからだというのだ。
「ここはな」
「俺達はですね」
「両方で攻めてな」
そうしてというのだ。
「追い詰めていくぞ」
「わかりました」
剣はギャレンの言葉に頷いた、そうして攻めるとだった。
カニレーザーを追い詰めていき遂にだった。
怪人が一瞬レーザーか斧どちらを使うべきか迷った瞬間にだった。
ライダー四人のそれぞれのキック、ストレートフラッシュのそれが放たれて怪人を貫いてであった。
怪人は動きを止めドクトルゲーの姿になって言った。
「まさかこの様に攻めるとはな」
「思わなかったか」
「迂闊だった、私の負けだ」
ドクトルゲーは自ら認めた。
「仮面ラーイダブイスリーにも負けていない」
「俺達もか」
「
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ