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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第五百三十二話 岩石魔人を目指しその六
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「既にな」
「そうだよな、自分のことだからな」
「その私と今から戦うのだ」
「ああ、辛い戦いになるな」
「そのことを教えてやろう」
 ここまで言ってだった。
 ブラック将軍は口の右端を動かした、そうしてだった。
 ヒルカメレオンになった、そこから巧みに姿を消しつつゲリラ戦を仕掛けて戦士達と戦った。ヒルカメレオンの動きは素早く。
 姿を巧みに消してであるので苦戦した、だが。
 キンジは戦いの中で言った。
「自分ならどう動くか」
「うん、そう考えてだよ」
 デルタが答えた。
「そこからだよ」
「ヒルカメレオンの動きを読むことですね」
「そうするんだよ、難しいけれど」
 それでもというのだ。
「そうして戦っていこう」
「そうですね」
「ここね」
 理子はこう言ってだった。
 自分の真後ろに右回し蹴りを出した、すると。
 何かにヒットしてだった。
 ヒルカメレオンが姿を現した、そして。
 怪人はまた姿を消した、理子はそれを見て言った。
「後ろから来るのが定番だからね」
「そう、姿を消すとね」
「敵の横や後ろからですね」
「攻めるね」
「そうしてくるものですね」
「そうだよ」 
 木場が変身しているサイガが答えた。
「まさにね」
「そのことを読みながら」
「戦っていこうね、皆結構やられてるけれど」
 ヒルカメレオンの攻撃にだ、やはり姿を消せる相手は強い。
「このままね」
「戦っていくことですね」
「そうしていこう」
 こう話してだった。
 戦士達は戦い続けた、そのうえで。
 ライダー達はふと自分達から離れた影があることに気付いた、誰もがその影の主が誰であるかわかった。
 そしてだ、その影の方に一斉にポイントを当てて跳びキックを浴びせた。
 影の主はヒルカメレオンだった、怪人は身体を揺らせつつブラック将軍の姿になってから戦士達に告げた。
「ここから渾身の攻撃を仕掛けるつもりだった」
「それで俺達を全員倒すつもりだったな」
「そうだったが影も見るととはな」
 ブラック将軍は赤いファイズに答えた。
「見事だ、いい戦いだった」
「だからか」
「満足した、ではまた会おう」
 こう言い残し前から倒れてだった。
 ブラック将軍は爆発の中に消えた、これでまた大幹部が倒れた。
 サテライザーはドクトルゲーを前に見て言った。
「私達の相手はこの大幹部ね」
「ドクトルゲー、デストロンの大幹部ですね」
 ラナが隣から言ってきた。
「仮面ライダーブイスリー風見志郎さんと戦った」
「懐かしい思い出だ」
 ドクトルゲーは表情を変えずに答えた。
「実にな」
「そうですか」
「そして今はな」
 ドクトルゲーはさらに言った。
「諸君等と戦いだ」
「満足したいですか」
「そう
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