第五百三十二話 岩石魔人を目指しその二
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そのうえで変身した、そしてだった。
全てのライダー達が変身した、そのうえで仲間達と共に前に踏み出した、すると最初に出て来たのは。
ゾル大佐だった、大佐は戦士達を見て不敵に笑った。
「皆いい面構えをしている」
「そう言うのですね」
「久し振りにこの世に出たが」
大佐は兼続に応えてさらに言った。
「楽しい戦いが出来そうだ」
「ならやってやるです」
「皆ここは俺が戦うよ」
クウガ出て来た。
「そうさせてもらうよ」
「一緒に戦わせて下さい」
宗朗がそのクウガに申し出た。
「ゾル大佐には」
「そうしてくれるんだ」
「はい、いいですね」
「じゃあお願いするよ」
「さあ、正体を表せ」
十兵衛はゾル大佐を見据えて彼に言った。
「貴様のことはもうわかっている」
「そうか、なら話が早いな」
「そうだな、ではそうするのだ」
「その言葉に応えよう」
こう十兵衛に言ってだった。
ゾル大佐は指揮棒の様な鞭を持つ右手を己の身体の前で構えてだった。
そのうえで黄金狼男になった、するとだった。
両手の十本の指から激しいミサイル攻撃を放ってきた、戦士達はまずはそれから飛び退くがその飛び退いた先にもだ。
ミサイルが来る、これには慶彦も言った。
「流石と言うべきだね」
「そうですね、ショッカーの大幹部だけあります」
「これまでの怪人とは全く違うよ」
「天と地程に」
「そうだね、強いよ」
「はい、ですが」
宗朗は慶彦にはっきりとした声で答えた。
「幾ら強くても」
「僕達もここまで戦ってきたんだ」
「そう簡単には負けません」
「皆の者散陣となるのじゃ」
幸村が言ってきた。
「ここはな」
「そうね、集まっていると駄目だわ」
千は身構えつつ応えた。
「このミサイル攻撃だと」
「だからじゃ」
「ここは散ってね」
「それぞれ攻撃を仕掛けるのじゃ」
「そうするのが一番ね」
ダルタニャンも応えた。
「ではその様にして」
「戦うぞ」
「了解したわ」
「皆そうしていこう」
クウガも言ってきた。
「そうして少しでもダメージを受けない様にしよう」
「そういうことじゃ」
幸村はまた言ってだった。
自身も仲間達と離れて戦闘に入った、そしてだった。
戦士達は黄金狼男を囲んでそれぞれ常に動きかつお互いの距離を置いて戦っていった、そうして大幹部を追い詰めていく。
最後にだ、クウガが。
アルティメットフォームになり全身に焔をまとったうえでのパンチを浴びせた、これを受けてだった。
黄金狼男はゾル大佐の身体になった、そうして満足した様に言った。
「俺はまた蘇る、しかしな」
「いい戦いが出来たか」
「満足している」
十兵衛に対して答えた。
「いい戦いだった、
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