西ゼムリア通商会議〜西ゼムリア通商会議の閉幕、そして――〜
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て申し訳ないのですが調印式の日程について――――――」
シルヴァン皇帝が賛成の答えを口にすると各国の代表者達――――――ヴァイス、オリヴァルト皇子、アルバート大公はそれぞれ賛成の答えを口にし、シルヴァン皇帝達の答えを聞いたクローディア王太女は呆けた声を出した後明るい表情を浮かべ、アリシア女王は各国のVIP達に感謝の言葉を述べた後シルヴァン皇帝達と『ゼムリア連合』の調印式等の打ち合わせを始めた。
こうして……『西ゼムリア通商会議』によって連合とエレボニアの戦争は和睦という形で決着がついた。そして会議が終わった後、各国のVIP達はそれぞれの祖国へと帰国し、カレイジャスに戻ったオリヴァルト皇子とセドリックは紅き翼の面々を集めてある事を伝えた。
同日、PM8:20――――――
〜カレイジャス・ブリーフィングルーム〜
「ええっ!?最後の決戦が始まる前に、エイドス様に『ゼムリア連合』の調印式に立ち会ってもらえるように頼みに行くって……一体何の為に殿下達はそのような事を考えたんですか……!?」
オリヴァルト皇子の説明を聞いたエリオットは驚きの表情で声を上げた後疑問を口にした。
「実は会議が終わった直後にアリシア女王陛下から頼まれたんだ。『ゼムリア連合』の抑止力をより強める為にも、異世界とゼムリア大陸が繋がるまではゼムリア大陸にとっては唯一神であったエイドス様にも調印式に立ち会って貰いたいと考えていて、エイドス様に『ゼムリア連合』の調印式に立ち会って貰う要請と説得を私達エレボニアに委ねたいとね。」
「アリシア女王陛下が……」
「確かに異世界と繋がるまではゼムリア大陸にとっては唯一神であった”空の女神”自らが『ゼムリア連合』の調印式に立ち会えば、『ゼムリア連合』の抑止力は更に高まるでしょうね。」
「何故女王陛下はリベール自らが”空の女神”への要請や説得をするのではなく、わざわざエレボニアに依頼されたのですか?」
オリヴァルト皇子の話を聞いたラウラは驚きのあまり呆け、エレインは真剣な表情で推測し、ユーシスは戸惑いの表情で疑問を口にした。
「百日戦役、そして今回の世界大戦を勃発させた”元凶”であるエレボニア自らが『ゼムリア連合』の抑止力を更に高める為の貢献をする事で、百日戦役と今回の世界大戦で堕ちた各国や国民達の皇家・政府への信頼を少しでも回復する事ができると考えられたようです。」
「なるほどね。世界の平和の為の貢献をしたら、各国やエレボニアの民達もアルノール皇家やエレボニア政府を少しは見直すと考えたのね。」
「つまり女王陛下は殿下達―――――エレボニアの為にエイドス様の説得を殿下達に頼んだのか………」
「フフ、改めて殿下共々私達エレボニアの民達は一生
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