第95話
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放ってグラノラの傷を少しずつ癒していく。
「爺さんもデンデ…地球にいるナメック星人と同じことが出来るタイプなのか…もう少し早く治せないのか?」
デンデどころか以前助けたエスカと言うナメック星人の子供より回復が遅い。
「これが儂の限界じゃ…優秀な龍族は一瞬で体力も傷も全快に出来るが…儂は精々傷を癒すことしか出来ん…」
「そうか…チッ、俺の気を僅かだけくれてやる。こいつならこれで助かるだろう」
宇宙一になったのなら、回復力も宇宙一のはずだ。
これ以上はベジータも闘えなくなるので本当に僅かだったが、グラノラが息を吹き返した。
「ごほ…っ!」
「グラノラ!」
「爺さん、治療に集中しろ。まだ危険な状態には変わらんからな」
「ああ…!」
モナイトが治療に集中しているのを見てベジータは周囲を警戒する。
一方で激しい乱打戦をしていた悟空とガスは互いに一発殴っては殴り返される殴り合いになっていた。
「はあっ!はあっ!」
「ふう…ふう…どうしたサイヤ人、随分と息が上がってるじゃないか?もう限界か?」
「へっ、まだまだだ…それにおめえこそ人のこと言えねえだろ?おめえの動きも明らかに悪くなってっぞ」
悟空も体力の消耗で息が荒くなっていたが、ガスの動きも明らかに悪くなっている。
恐らく悟空が肘打ちを入れた足の痛みが悪化し始めてきたのだ。
「ふん、残念だったな。それは貴様の見間違いだ!!」
悟空とガスが力比べをして押し合うが、悟空はガスの額に頭突きを入れて怯んだ隙に何と、口から強烈な気功波を出した。
「ゲホッ!ゲホッ!!」
「き、貴様…っ!」
「へへ、昔闘った奴の真似してみたけど…慣れねえことはするもんじゃねえな」
かつて闘った敵の真似をしてみたが、不馴れなせいで咳き込んでしまっている。
しかし、直撃を受けたガスもかなりのダメージを受けている。
「ふざけやがって…ん!?」
ガスの視界にグラノラを治療しているモナイトの姿が入った。
「モナイトの奴…ヒーリング能力を持っていたのか…余計な真似はさせんぞ!!」
「チッ!!」
モナイトを殺そうとするガスを悟空は何とか羽交い締めにして瞬間移動をする。
移動先はジャコのいた星だった。
どうやら近くの星にジャコがいたようだ。
「ご、悟空か!?」
「久しぶりだな、ジャコ。おめえが近くの星にいてくれて助かったぞ」
「何だここは?」
「さあな、オラも知らねえ星だ。でも、そんなのどうでも良いだろ?おめえの相手はオラだ。余計なことを考えてる余裕はねえはずだぞ?」
「俺に勝てると思ってるのか?まだ分からないのか?俺とお前の実力差が」
「…その割
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