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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
変身願望
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去った私達は、船で留守番をしていたモニカ様に話しかけられた。
「ダメでしたわ…私のパンツとじゃ交換してくれませんでしたの!」
お前の部下は、私のパンツで大喜びだったのに…
「はぁ?パンツ?」
「モニカさん、気にしないでください」
またシスコン兄貴に抱き上げらる。
今回は口まで塞がれ鬱陶しい!
コイツ、私を抱き上げながらオッパイを鷲掴みなのよ!
ムッツリ野郎め!

「はぁ…何だかよく分からないけど………そう言えば、幽霊船の事で思い出した事があるんだよ」
キター!!
海賊情報、待ってました!
「んっぷはぁ!…なんですのそれは、モニカ様!?」
テメー、何時まで乙女の唇を触り続ける気だ!
「ん?あ、あぁ…詳細は端折るけど、昔エリックとオリビアという若い男女が恋をしていたんだ。でも、それを妬むヤツに邪魔されてエリックは奴隷へと落とされ、船で強制労働をさせられるんだ。そして、その船は嵐によって沈没する…その事を知ったオリビアは嘆き悲しみ身投げをするんだ…その船がお探しの幽霊船だって話さ!」

いいねぇ〜!
ここで『エリック』と『オリビア』の固有名詞が出てきましたよ!
とは言え、この話題からサマンオサへと持って行くのは不可能でしょう…
ここは焦らず、幽霊船への印象を強める事に専念しましょう!
「まぁ…切ないお話ですわ………きっとエリック様の思いが、幽霊船という形になって、現世に現れたんではないでしょうか?…愛してらしたのですね…」
そう…『愛の思い出』よ!
それが必要なのよ!!
「さ、さぁね…アタイはそんなロマンチストじゃ無いから分からねーよ!」
あら?
モニカ様には乙女チックなお話は向いてませんか?
慌てて逃げちゃいましたわよ?
可愛い所もありますわねぇ…




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