第十三話 ベアトリーチェ=チェンチその二
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
字に話していく。
「下手をしたら死ぬからね」
「昔はそうだったね。けれどね」
「今は違うよね」
「今も確かに死ぬ危険はあるけれど」
そうした意味でインフルエンザはまだ人類の脅威と言えた。たかが風邪という訳にはいかないことをだ。十字はよく認識しているのである。
だがそれでもだ。今はだというのだ。
「しっかりとした治療法もあるからね」
「お薬を飲んでしっかりと寝ていたら」
「怖くはないよ」
そうした病気になっているというのだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ