第五百三十話 サラミスの海戦その十八
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「そうしてだよ」
「総攻撃だな」
「それにかかろう」
王馬にも応えた。
「今からね」
「では俺も動く」
有馬の指示に従ってと応えてだった。
王馬も他の戦士達も海の上に立つスサノオを囲んだ、ここでも海面を自由に歩ける靴の存在が役に立っている。
ライダー達が軸になり攻撃を仕掛けてだった。
それと共に戦士達も攻撃を繰り出す、そうして神を攻めるが。
ここでも神は倒れない、しかも攻撃は激しく。
ノアはその激しい攻撃を前に思わず舌打ちした。
「相変わらずやな」
「強いですね」
「それも尋常やなくな」
こうロレンツォに述べた。
「強いわ」
「全くです」
「こっちの攻撃は相当浴びせてもや」
「中々底が見えないです」
「そして反撃はな」
それはというと。
「かなりや」
「ええ、けれどね」
「もうそれはわかってるしな」
リーザとガジェルが応えてきた。
「だからな」
「めげたりしないわよ」
「このままな」
「さらに攻めていくしかないわ」
ノアも応えた。
「ほんまに」
「その通りだ、だからだ」
バッハはムジークの用意を整えて言ってきた。
「私もだ」
「ムジーク出してくれるんやな」
「出そう、バッヘルベルのカノンを」
この曲をというのだ。
「そうして私の全力でだ」
「支えてくれるんやな」
「ムジークの力でな、では出すぞ」
この言葉と共にだった。
バッハはその曲を出した、すると。
戦士達は攻撃力だけでなく素早さも防御力も飛躍的に上昇した、そうしてこれまで以上に動きよく戦い。
そしてだ、激しい攻防の中で。
スサノオも流石にダメージを受けていってだった。
動きが鈍くなってきた、霊幻はそれを見逃さなかった。
「大分やられてきたな」
「そうですね」
州馬が見てもだった。
「遂に」
「そろそろ決めるか」
「はい、それじゃあ」
「皆そろそろ終わらせろ」
霊幻は戦っている面々に告げた。
「総攻撃でな」
「その時ですね」
「ああ、そうだ」
ジェノスに微笑んで応えた。
「それじゃあな」
「ではこれで終わらせます」
「俺達が全員で攻撃をする」
ディケイドが言ってきた。
「ではだ」
「我々はだな」
「その俺達と動きを合わせてだ」
ジェノスに応える、見れば彼も最強フォームになっている。その姿になったうえでジェノスに言うのだ。
「そうしてくれ」
「わかった」
ジェノスはディケイドにも応えた。
「ではそうさせてもらう」
「それではな」
「皆終わらせよう」
ジオウも言ってきた。
「これでね」
「そうだな、今こそな」
ゲイツも応えた、そうしてだった。
ライダー達は一斉に跳びそこからキックに入る、それぞれの
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