暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダー エターナルインフィニティ
第五百三十話 サラミスの海戦その十
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「またです」
「戦うことね」
「そうお願いします」
「そうね、じゃあ後で食べて」
 そしてとだ、アオも頷いた。
「手当てを受けた後で」
「そうして下さい」
「ここは」
「あと何か足りないものある?」
 ノアは雪梅に問うた。
「そっちは」
「今はないわ」
「そうなのね」
「そっちも足りないものある?」
 雪梅からも聞いてきた。
「あったらね」
「それならなのね」
「渡すから」
「ええ、その時はお願いね」
「それじゃあね」
「うむ、それぞれの場所で足りないものをチェックするのじゃ」
 クーベルが明るい顔で言ってきた。
「そしてじゃ」
「それぞれの場所にですね」
「その足りないものを置いてな」
 そうしてというのだ。
「そのうえでじゃ」
「備えておきますね」
「ものがあってじゃ」
 クーベルは雪梅に話した。
「あるべきところにちゃんと置いてあるとな」
「有り難いですよね」
「そうじゃな、だからな」 
 この度はというのだ。
「整えていこう」
「わかりました」
 雪梅も頷いてだった。
 その様に手配した、そうして後方を支えていた。
 戦場ではディエンドが自分の銃で攻撃を行い怪人達を倒していた、そうしながら余裕のある声で言った。
「まあ今はね」
「この状況でいい」 
 共に戦うディケイドが応えた。
「やがて敵も減る」
「それまではね」
「こうして持ち堪えるだけでだ」
 それでというのだ。
「充分だ」
「その通りだね」
「門矢さん達の言われる通りです」
 光秀が頷いてきた。
「敵は出る傍から倒してやがります」
「それならだな」
「充分ですぅ」
「けれど前に出たら駄目なんですよね」
 勝家はこのことを残念そうに言った。
「あたしはそれがどうも」
「前に出たら零点ですよ」
 長秀がその勝家に言う。
「敵を倒すだけでいいのです」
「スサノオとの戦いはな」
「そうした戦いもあります」
「あたしにはどうしてもわからないことだよ」
「あんた頼むからいい加減ちょっとはわかってね」
 信奈も呆れて言ってきた。
「スサノオとの戦い結構経てきたんだし」
「それがどうも頭に入らなくて」
「全く、頭使うこと本当に苦手なんだから」
「六はいつもこう」
「困ったことじゃ」 
 利家と一益も出て来た。
「信奈ちゃんの幼馴染みの一人なのにのう」
「兎に角脳筋」
「あの、前に出たら危ないから」 
 信澄も勝家に言う。
「そう言えばわかってくれるかな」
「それがどうも身体が自然に前に出まして」
「うん、頭に入らないんだね」
「言われたことが」
「ですから私がいます」
 長秀は慎んだ態度で述べた。
「勝家さんを止めるのはいつも私です」
「悪いな、本
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ