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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第五百三十話 サラミスの海戦その三
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「熱くなりますから」
「そうですね」
「結構前に出そうになるので」
「どうも」
「案ずるな、今はクールだ」
 そのプリズナーが余裕の笑みで言ってきた。
「マイハニー達も無事だしな」
「ですが私達がピンチですと」
「うむ、つい熱くなってしまう」
 マジカロイドに反省する様に述べた。
「俺もまだまだということだな」
「あのね、熱くなったらよ」
 タツマキも来て言ってきた。
「そこにあるもの全部壊しちゃえばいいのよ」
「そこに僕達も入りますよね」
「逃げられるからいいでしょ」
 ナガレにあっさりと返した。
「確実に。あんた達の実力なら」
「それはそうですが」
「なら問題ないわね」
「そうでしょうか」
「その時は逃げなさい」
 こう言うのだった。
「いいわね」
「正直この人はかなり危険です」
 マジカロイドは宙に漂い超能力でネオショッカーの怪人達を薙ぎ倒すタツマキを観ながらあらためて話した。
「暴走したメリオダスさんもかなりとのことですが」
「ああ、俺もそうだな」
 少し離れたところから本人が応えた。
「自覚してるぞ」
「そちらの世界ではそうした時もあったそうで」
「普段はこんな調子のつもりだけれどな」
「まあそうしたところも団長だね」
「確かに」
 ゴウセルは右目をウィンクさせて言うディアンヌに応えた。
「それもまた団長」
「怒った時の凄さもね」
「怒るは皆に何かあった時です」
 エスカノールも言ってきた。
「ご自身の為ではありません」
「だから団長やれるんだよ」
 キングはアゲハの羽根で飛びつつ話した、無数の小刀を操り他の大罪の攻撃を援護して戦っている。
「おいら達のね」
「正直団長は一人しかいないわ」
 マーリンも微笑んで言う。
「私達の団長はね」
「本当に頼りにしてるぜ」
 バンもいる、七人の連携もまた見事なものである。
「俺達の為に怒ってくれるしな」
「俺でよかったら宜しくな」
 メリオダスも陽気な態度で応える。
「まあ出来るだけ怒らない様にしていくしな」
「それでお願いしますね」
 マジカロイドも言ってきた。
「これからも」
「ああ、こちらこそな」
「はい、ではここは」
「ちょっと距離詰めるな」
 お互いのそれをというのだ。
「そうするな」
「あっ、それがいいですね」
 マジカロイドはメリオダスのその言葉を聞いて眼下の戦場を見て述べた。
「丁度です」
「距離開いてるだろ」
「はい」
「俺達とカイト達のいるところじゃな」
「だからですね」
「そこに怪人達に入られたらやばいからな」
 ネオショッカーの彼等にというのだ。
「だからな」
「ここはですね」
「ああ、距離を縮めてな」
 そうしてというのだ。
「間に入られな
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