第一章
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念ですが」
「そうか、しかしだ」
「それでもですか」
「雪は白い、それならだ」
王はこのことから考え王妃に話した。
「余に考えがある、冬は無理だが春を待ってくれるか」
「春ですか」
「そうだ、春だ」
この季節をというのだ。
「そうしてくれるか」
「王がそう言われるのなら」
自分が愛し自分を愛してくれる彼がというのだ。
「それならば」
「うむ、待っておるのだ」
王は王妃に告げた、そうしてだった。
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