第百三十一話 鱗、襲撃を受けるのことその三
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岱がだ。驚いた顔になって徐庶の提案に頷く。
「馬って中々止まらないからね」
「そう。それを考えてなの」
「うん、騎兵って先頭が躓くと後にも続くから」
「余計にいいわよね」
「いい手よ」
馬岱は笑顔になって徐庶に話す。
「お堀とその二つで完璧よ」
「有り難う。じゃあこの二つを合わせて」
劉備に顔を向けてだ。彼女にも言うのだった。
「それで宜しいでしょうか」
「何か凄いことになってきてない?」
劉備はややきょとんとした顔になって徐庶に返した。
「騎兵に弓、弩だけじゃなくなってきて」
「手は打てるだけのものを打たないといけません」
軍師として当然の言葉だった。
「だからこそです」
「そうなるのね、やっぱり」
「はい、ですから」
「わかったわ。黄里ちゃんのその案もね」
いいとだ。笑顔で答える劉備だった。
「勝たないといけないから」
「はい、敗北はこの世界とあの世界の崩壊です」
「そうなりますから」
「絶対に勝たないといけないです」
軍師三人は同時に劉備に話した。
「だからこそ打つ手は全て打って」
「そのうえで決戦に挑みましょう」
「それにです」
徐庶が次に言うことはというと。
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