第五百二十九話 運命の海戦その十六
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「充分以上にだ」
「そんな状況ね」
「これが神ということだな」
「私達全員の総攻撃でもね」
「そうだな、しかしだ」
「ええ、何度もしていけば」
総攻撃をというのだ。
「それでだ」
「やがてはね」
「倒れる」
「そうですよね、いつもこうですから」
さやかも言ってきた。
「ですから」
「はい、皆さんで力を合わせていきましょう」
祐理はさやかにも声をかけた。
「そうしていきましょう」
「何度でも攻めます」
マミは自分の周りに無数のマスケット銃を出していた、そのうえでの言葉だ。
「そうしていきます」
「そしてです」
「ダメージを与えていって」
「スサノオを倒します」
「そうしていくわよ、どれだけタフでも」
エリカはそれでもと言った。
「これまでもそうだったわね」
「はい、最後はです」
「倒れています」
「そうよ、途方もない体力があっても」
スサノオはというのだ。
「けれどね」
「それでもですね」
「底があるので」
「皆で攻めていくわよ」
こう言ってだった。
エリカも攻撃を加えていった、そうしてだった。
他の戦士達もライダー達を援護する形でスサノオを攻撃していった、反撃は凄まじくまたどれだけ攻撃しても神は立っていたが。
遂に動きが鈍ってきた、それを見てだった。
ビルドは仲間達に言った。
「今だ」
「ああ、総攻撃でだな」
「スサノオを倒せる」
「そうだな、ただその攻撃でな」
クローズが応えた。
「俺達もだな」
「限界だ、この一撃で絶対に終らせられるしな」
「終わらせられないとな」
「負けるのは俺達だ」
ビルドはクローズに話した。
「だからな」
「今決めるか」
「そうするぞ、皆もいいな」
ビルドはそれぞれの世界の仲間達にも話した。
「ここで決めるぞ」
「わかりました」
レベッカが応えた、真剣な顔で。
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