第五百二十九話 運命の海戦その十五
[8]前話 [2]次話
「あと少しね」
「やってつけていくだ」
「そうしましょう」
シャナも戦いつつ言ってきた。
「あと少しだからこそ」
「油断せずにだ」
「そのうえでね」
「戦っていきましょう」
こう言って自ら剣を振るってだった。
敵を倒していく、そしてだった。
最後の一体が倒されてだ。
漆黒のエボルトの姿をしたスサノオを見据えてだ、クローズはビルドに言った。
「戦兎、いいな」
「ああ、遂にこの時が来たな」
ビルドも応えた。
「この戦いでもな」
「それじゃあな」
「俺は最強フォームになるからな」
「俺もだ」
クローズもそうすると言った。
「それじゃあな」
「一緒に戦おうな」
「皆とな」
「さて、今回もです」
マッドローグも言ってきた。
「皆で力を合わせて戦いましょう」
「援護は任せて下さい」
立花響が真剣な顔で言ってきた。
「私達全員でしますので」
「お願いしますね」
マッドローグは響に礼儀正しく応えた。
「今回も」
「はい、それじゃあですね」
「共に戦いです」
そしてというのだ。
「スサノオを倒しましょう」
「わかりました」
「最後の戦いです」
小猫の目は真剣なものだった。
「それならです」
「尚更だ」
ローグが応えた。
「気を引き締めていくぞ」
「そうしましょう」
「海での戦いだったが」
ローグはこうも言った。
「ここまで来たmならな」
「最後まで勝って終ろうね」
サルバトーレは明るく続いた。
「そうしようね」
「そういうことだ、皆行くぞ」
こう言ってだった。
ライダー達はそれぞれの最強フォームになり前に出た、そして。
それぞれの世界の戦士達は動きを合わせ総攻撃に入った、そうしてだった。
神に総攻撃を浴びせる、だが。
「今回もしぶといわね」
「全くです」
祐理はエリカの言葉に頷いた。
「総攻撃を浴びせても」
「一回じゃびくともしないわね」
「今ので街の幾つかは消し飛んでいた」
リリアナも言ってきた。
「そこまでの攻撃だったが」
「それでもよ」
「スサノオは何ともない」
「ダメージを受けていてもね」
「まだ体力は充分ある、いや」
リリアナは己の言葉を訂正した。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ