第五百二十九話 運命の海戦その十三
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「じゃあ一緒にな」
「戦っていくことですね」
「今は」
「ああ、そうしていこうな」
こう話してそうしてだった。
クローズは仲間達と共に戦っていった、ダメージを気にせず率先して戦っていくのはこの時も同じだった。
戦いは続いている、それと共にステージも。
リストは自分のムジークを出し終えてから言った。
「さて、どうだったかしら」
「今回も素敵だったよ」
トゥエンティが笑顔で応えた。
「いいムジークだったよ」
「それなら何よりも」
「僕も休憩中だけれど心が震えたよ」
リストのムジークにというのだ。
「流石だよ」
「じゃあまた出すわね」
「宜しくね」
「そうさせてもらうわ」
「音楽もですね」
ここで言ってきたのはイースナだった。
「私達の武器であり続けていますね」
「そうですよね」
あづみはイースナのその言葉に頷いた。
「私も吹奏楽部で」
「音楽の力を理解されていますね」
「はい、ですが戦闘に使えるだけでなく」
自分の様にというのだ。
「ムジークそしてステージでも」
「かなりの力を出しています」
「はい、本当に」
「そうよ、音楽は力よ」
リストは微笑みその通りだと答えた。
「人間のね」
「私達の力ですね」
「だからスサノオも仕掛けたのよ」
戦い、それをというのだ。
「アイドルの娘達にもそうして」
「クラシカロイドの方々にもですね」
「そうよ」
まさにというのだ。
「そうしてきたのよ」
「そういうことですね」
「スサノオは人間に戦いを挑んで退屈を忘れているけれど」
「音楽も力だから」
「人間のね」
だからだというのだ。
「仕掛けてきたのよ」
「そういうことだね」
トゥエンティーもそれはと頷いた。
「実はミルキィホームズの娘達も歌えるしね」
「皆かなり上手よ」
フェイトも認めることだった。
「ダンスもね」
「そうだね、実はトイズがなくなったら」
トゥエンティーは彼女達に何度かあったその時のことも話した、ただし今はトイズは健在なままである。
「歌手でもね」
「やっていけましたね」
「そうだったよ」
「私もそう思います」
フェイトも認めることだった。
「あの娘達なら」
「可能だね」
「はい」
実際にというのだ。
「それもです」
「それも?」
「トップクラスの」
ただ歌手として通用するだけでなくというのだ。
「そこまでです」
「私もそう思うわ」
なのはも言ってきた。
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