第五百二十八話 ヒッティーンの血と汗その十四
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ユルセンはその仙人の横で言った。
「相変わらずな、何はともあれお前等早く来いよ」
「そうしてだね」
「皆で勝ったお祝いしようぜ」
こう天空寺に言った。
「そうしような」
「うん、今からね」
「ああ、それでな」
そのうえでというのだ。
「飲んで食おうぜ」
「皆でね」
「そういうことだ、おっさんまずは止めろ」
ユルセンは仙人に告げた。
「いいな」
「仕方ないのう」
「仕方ないじゃねえからな、まあ皆こんなどうしようもねえおっさんは放っておいてな」
そうしてというのだ。
「飲んで食おうぜ」
「たこ焼きはあるか」
「あるぜ、どんどん食えよ」
アランにも言った、そうしてだった。
戦士達は今は宴を楽しんだ、そうして勝った喜びを皆で分かち合った。
第五百二十九話 完
2022・7・15
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