第五百二十八話 ヒッティーンの血と汗その十三
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「いいな」
「うん、最強フォームでいこう」
「お互いにな」
二人はお互いに話して最強フォームになった、ネクロムはその二人を見届けてから仲間達に貌を向けて話した。
「正面は我々が引き受ける」
「だからですね」
「君達は援護を頼む」
白夜に対して言った。
「いいだろうか」
「任せて下さい」
白夜は眼鏡に中心に手を当てて微笑んで答えた。
「それではです」
「共に戦ってだ」
「神に勝ちましょう」
「そうしよう」
こう話してだった。
戦士達は総攻撃に入った、スサノオは最初から激しい攻撃を受けたが。
余裕に満ちた声でだ、笑いつつ言った。
「いい攻撃だ、これでこそだ」
「いいというのか」
「その通りだよ」
高層ビルですら両断する一撃を放って来た王馬に言葉を返した。
「戦いがいがある」
「そう言うならもう一太刀どころかだ」
「何度でもだな」
「浴びせてやろう」
王馬は構えを取りつつ言った。
「存分にな」
「貴方にだけは意識して全力を向ける」
茂夫も言ってきた。
「そして倒させてもらう」
「神様よ、相手は」
ルーラも真剣な顔である。
「これまでもだったけれど全力で向かわないと勝てないわよ」
「そうですよね、ですから」
葉月も既にシンデレラは振り向かないを出している。
「出し惜しみなんてしないで」
「戦力で行くぞ!」
勝己は叫んで攻撃に入った。
「そうして今回をぶっ飛ばしてやる!」
「皆動きを合わせていくぞ」
オルガはこの時も冷静だった。
「そうして勝ちに行くぞ」
「そうですぞ、皆さん頑張って下さい」
後方から御成が言ってきた。
「拙僧達は戦いの後の用意をはじめていますので」
「だからですね」
「はい、皆さん全力でです」
オルガに対して話した。
「立ち向かい」
「勝つことですね」
「そうしていきましょうぞ」
こう言うのだった。
「皆の力を合わせて」
「はい、今が最大の正念場なので」
「油断せずにいきましょうぞ」
「わかりました」
オルガは確かな顔で頷いた、そうしてだった。
彼は指揮を担当し戦った、他の戦士達もそれぞれの立場からだった。
懸命に戦った。そうしていき。
スサノオに徐々にダメージを与えていった、そのうえで神を追い詰めていった。紗夜はその中で言った。
「あと少し」
「スサノオもかなりダメージを受けてるな」
「私達もだけれど」
レスターに応えて言う。
「相手は私達全員から受けている」
「だったらな」
「その分ダメージは大きい」
「そうだな」
「だから」
それ故にというのだ。
「このまま攻める」
「そうしていくか」
「それでだけれど」
紗夜はさらに言った。
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